第23話 露払いをする中年

 あれから3日、不定休のお兄さん達も無事ステータスを取りなんとか御劔家も防衛手段を手に入れた。


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

ID 545970

名前 : ジュン ミツルギ

種族:人間 /男

年齢:47 レベル:1

HP:100/100

MP:50/50


力:70

器用:75

丈夫:70

敏捷:50

知力:40

精神:40

運:25


職種:剣士 Lv 1

SP:10

【スキル】

剣術 Lv 1

職業変更 Lv 1

回復魔法 Lv 1 NEW SP5

身体活性 Lv 1 NEW SP10

身体操作 Lv 1 NEW SP5

身体強化 Lv 1 NEW SP5

魔力操作 Lv 1 NEW SP5

生活魔法 Lv 1 NEW SP5

土魔法 Lv 1 NEW SP5

精神耐性 Lv 1 NEW SP5

病気耐性 Lv 1 NEW SP10

気配探知 Lv 1 NEW SP5

危険察知 Lv 1 NEW SP5

地図 Lv 1 NEW SP20

罠探知 Lv1 NEW SP5


【固有スキル】

鑑定


【称号】


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

ID 583811

名前 : アキラ ミツルギ

種族:人間 /男

年齢:43 レベル:1

HP:120/120

MP:40/40


力:80

器用:55

丈夫:50

敏捷:40

知力:40

精神:40

運:30


職種:戦士 Lv 1

SP:20

【スキル】

剣術 Lv 1

盾術 Lv 1

生活魔法 Lv 1 NEW SP5

身体活性 Lv 1 NEW SP10

身体操作 Lv 1 NEW SP5

身体強化 Lv 1 NEW SP5

魔力操作 Lv 1 NEW SP5

火魔法 Lv 1 NEW SP5

水魔法 Lv 1 NEW SP5

風魔法 Lv 1 NEW SP5

気配探知 Lv 1 NEW SP5

危険察知 Lv 1 NEW SP5

地図 Lv 1 NEW SP20

罠探知 Lv1 NEW SP5



【固有スキル】

剛力


【称号】


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・


 潤兄さんはスキルに職業変更(一回/一日職業を変更出来る)と固有スキルに鑑定(対象を鑑定する事が出来る)を持っており市役所のダンジョン課で仕事が出来ると思われるが、家族を守る為にダンジョンで優位なスキルを取り剣士になった。


 晶兄さんは固有スキルにボブと一緒の剛力を持っており戦士に、魔法も取れるものは取りダンジョンに行く気満々である。


 これで一応潤さんの子供の友君(16歳)と千風ちゃん(11歳)以外はステータスも取れ、後は大丈夫だと思っていたが、


「子供達も取らせようかと思う。

 やはり危険がある。子供だから思い上がったりするかも知れないが、そこは俺達大人が気をつける。数人カズトはどう思う?」

 と潤兄さんが真剣な顔で言ってきた。


 おぉ……コドモハマダハヤインジャ…………



 だが、美羽の家族は言ったことを簡単に曲げない……


 うーん……とりあえず危なくない様にダンジョン少し間引いとくか…………


 1人でダンジョンに向かい、一層。


「スライム増えるの早いなぁ」

 と魔法を使い倒していく。



「このままちょっと、下まで行ってみるか」


 ざっと一層をまわって二層へ。


 ゴブリン層のようで、レッドゴブリンが何体か見受けられる。とマップに大きめの部屋が映り赤点が多い。



「ジャイアントスライムみたいなのは、勘弁して欲しいが……」


 中を覗くと一際目立つ大型のゴブリン。


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

ハイゴブリン ランクD

レベル19

ゴブリンの進化個体、知能がありゴブリンを使い集団で狩りをする。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・


 ランクDなら行けるだろ?集団に向かって魔法を放つ。


「フレイム・スパイラル」


 いきなり炎に包まれたゴブリン達は消えていった。がゴブリンを盾にしたのか、ハイゴブリンは所々焦げているが立っている。


「ガギャァガガァァ」

「ファイヤーランス」

 

 胸に刺さった炎の槍を見ながら、煙になっていった。


「南無三……でこの下が三層かな?」


 ドロップ、宝箱を取ってから三層へ。


「虫かよ! もー! フレイム・スパイラル」


 通路を埋め尽くすくらいの虫の大群に嫌気がさして、魔法で通路全体を焼いていく。


 残る臭気とドロップに時間を取られながら探索、流石に魔法を連発しているので、MPポーションを使いながらマップを埋めていく。


「蛾は初めてだな、ウォーターボール」


 部屋の中の、飛んでる蛾に当てて落とす。


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

グレート・モス ランクD

レベル27

グリーンキャタピラーの進化個体、

麻痺の鱗粉で相手を痺れさせる。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・


 へぇ、蝶になるんじゃないんだ、蛾だからいっか。


「ファイヤーランス」


 キチュュゥゥと、気持ちの悪い音を立てながら消えていく。


「やっぱ放置してると進化してくんだな、まだ時間あるし、行けるとこまで潰しとくか」


 と四層へ。


 ダンジョンウルフの群れが押し寄せてくる!


「ダァアァァァ!」


 二本の剣で斬りまくる! 噛まれても構わず目の前のウルフを斬りまくる!


「はぁ……はぁ……んくっ……はぁぁ」


 流石に疲れて、再生が終わるまで地べたに座る。


「群れはキツイな、ウルフ系は動きも速いし……結局、何匹いたんだ?」


 ある程度回復したので、ドロップを拾うと魔石が56個、群れ過ぎだろ。



 その後は敵も少なくスイスイ進めるが、やっぱいた、進化体。


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

ファングウルフ ランクD

レベル35

ダンジョンウルフの進化個体、群れを作らず鋭い牙による攻撃が強力。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・


 なんで進化したら一匹狼になんだよ!


「ウィンドケージ」

『ーーガウゥゥぅぅぅ』


「見えないけど、動くと死ぬよ?」


 風の檻に入ったウルフは、分かってるのか動かない。


「んじゃね! ようやく五層か……見てヤバそうなら帰るかね……」

 と横を通り過ぎようとした時、


『が、ガァァァガガガッ』

 と切り刻まれ消えるウルフ。


「見逃せばその内消えたのに……」


 戦わなくてすむと思ったのになぁ。


 ドロップと宝箱をとり五層へ向かう。

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