ゼルチュの手記
七つの大罪
一人目
【アダムネーム】
【名前】
【型】
BB型
【武器】
赤黒い剣
【ユメノ使者】
ベルフェゴール
【経歴】
"木村玄輝"の細胞によって創られたクローン。
第一キャパシティ
交戦を始めて戦いが長引けば長引くほど、相手に疲労を与えていく能力。
第二キャパシティ
自分の位置と対象の位置を交換できるという優れもの。目で捉えることが出来ていれば、どの距離でも能力を発動が出来るため、相手の不意を突くのに使える。ただし交換できる大きさは自分と同等か自分より下のモノのみ。
第三キャパシティ
誰からの支配も受けることなく、自分自身の強い意思を尊重できるという能力。戦闘能力は皆無だがあらゆる規則や支配の効力を受けることがない。
・見解
木村玄輝のクローン。私の命令に背くことが多々ある。周囲との連携も取れるときと取れないときの差が激しい。どこか不具合でも生じているのか。このエデンの園で重要な能力を持っている彼は人一倍手を掛けなければならない。
二人目
【アダムネーム】
【名前】
【型】
AB型
【武器】
鍵盤
【ユメノ使者】
レヴィアタン
【経歴】
"金田信之"の細胞によって創られたクローン。
第一キャパシティ
能力の所持者は妬めば妬むほど、自分のユメノ使者の力を増大させることが可能となる。
第二キャパシティ
演奏をすることによって仲間や自分の能力を向上させることが可能となる。
"ショパン 「革命のエチュード」"
→周囲に水で生成する防壁を創るというもの。
"ポルカ「雷鳴と電光」"
→素早さを向上させる。
"パッヘルベル「カノン」"
→集団戦においての連携能力を向上させる。
"ドビュッシー「二つのアラベスク」"
→創造力を向上させる。
"ウィリアム・バード「不幸なる我が身」"
→相手の行動を封じる。
"エドヴァルド・グリーグ「抒情組曲」"
→相手の行動を鈍くさせるもの。自分よりも腕の立つ者に有効。
第三キャパシティ
水であらゆるものを生成できる能力。遠隔で水の矢を撃ち出したり、水龍を創り出したりと攻撃に特化している。
・見解
金田信之のクローン。味方の援護という立場なら、七元徳、七つの大罪を含めてトップの強さを発揮する。ただし接近戦に持ち込まれれば、そこで終わりだ。それとデコードの報告書によれば「"やぁ"という言葉を多用しすぎている」という不具合があったらしい。私からすればそれぐらいなら何の問題もない。
三人目
【イヴネーム】
【名前】
【型】
AA型
【武器】
青色の槍
【ユメノ使者】
アスモデウス
【経歴】
"鈴見優菜"の細胞によって創られたクローン。
第一キャパシティ
彼女に近づけば近づくほど、視線を惹き付けられてしまい他の場所へと移せなくなってしまう能力。
第二キャパシティ
ゲームの中で見た技を扱うことができる能力。魔法剣や奥義技を発動することが可能だが、欠点としては創造力の消費が大きい。
第三キャパシティ
相手を思いのままに操れる能力。欠点は目がない敵、または目を瞑っても動ける敵を相手にすると効果を発揮できないということ。
・見解
鈴見優菜のクローン。彼女には能力を存分に活かしてもらうために、様々なゲームをひたすらにプレイさせた。思考回路をとても単純にした分、ただゲームをプレイし、それを戦いに活かすというシンプルな生活を送らせることに成功した。彼女はゲーム以外に娯楽を見出せないだろう。
四人目
【アダムネーム】
【名前】
【型】
P型
【武器】
白銀の剣
【ユメノ使者】
ルシファー
【経歴】
"西村駿"の細胞によって創られたクローン。
第一キャパシティ
発動条件は使用者自身が一定以上の高さから"相手を見下すこと"。これにより傲慢という能力は効果を発揮し、相手の力を引き出せる創造力の限界を抑制する。
第二キャパシティ
"創造力を何かしらに溜める"ことに長けた能力。銀の剣に創造力を溜めて斬撃にしたり、創造破壊されないように武器を強化したりができる。
第三キャパシティ
明けの明星&宵の明星
明けの明星は創造や再生を使えなくする能力で、宵の明星は自分自身の力を向上させる能力。どちらも空に巨大な星を浮かばせる。その星を破壊されてしまえば、能力の効果も失われる。
・見解
西村駿のクローン。彼が七つの大罪の中で最強と呼ばれる所以は、見下ろすだけで敵を弱体化できるという恐ろしい能力のおかげ。合理化で遥か高く飛び上がり、そこから見下ろすだけでどんなに強力な相手も創造力を抑制される。それに彼は生粋のP型。野暮な相手に負けるはずがない。
五人目
【アダムネーム】
【名前】
【型】
AA型
【武器】
ガントレット&ブーツ
【ユメノ使者】
マモン
【経歴】
"白澤来"の細胞によって創られたクローン。
第一キャパシティ
相手が勝利の欲求を望めば望むほど、勝利を遠ざける能力。この能力を発動するためには事前に相手が自分に対して"勝ちたい"と思わせなければならないため、事前の交流が必要となる。
第二キャパシティ
言葉の通り、創造力が体内にある限り体力が尽きないという能力。疲労を感じずに戦うことができるというのはかなり強そうな印象を抱くが、それは自分よりも弱い敵相手の話。強い者相手にすると体力が尽きないといえども、再起不能にされたら元も子もない。
第三キャパシティ
マーベリック
戦えば戦うほど自身の力を向上させることができる能力。欠点は向上していく力に自身の身体が耐えられなくなり、暴発してしまう可能性があるということ。
・見解
白澤来のクローン。彼を創り出す際に、"楽しむことを第一に考える思考"はどうやっても変えることはできなかった。だからそれを利用して"戦うことの楽しさ"、"殺し合うことの楽しさ"を組み込んだ。しかし妙な言動が多く自分自身のことを"最強"と称したり、"不老不死"と称したりする。恐らく不具合だろう。
六人目
【アダムネーム】
【名前】
【型】
AB型
【武器】
双剣
【ユメノ使者】
サタン
【経歴】
"波川吹"の細胞によって創られたクローン。
第一キャパシティ
発動すれば常に怒りの状態を保ち続けられる能力。
第二キャパシティ
自身の身体の重さを軽くして、跳躍力等を向上させる能力。回避や空中戦において効果を発揮する。
第三キャパシティ
エルガープロス
怒りの感情を灼熱の炎に変えて、自身に纏わせたり敵に引火させたりすることができる能力。怒りの感情を抱いている限り、その炎は水などで消火は出来ない。
・見解
波川吹のクローン。彼は元々キレやすいタイプだったため、それを更にキレやすくした。私が与えた能力のおかげで本来の能力も非常に使いやすくなったはずだ。彼の消えぬ炎は人間たちの脳裏に焼き付くことだろう。だが「おおん」というやかましい雄叫びが多く、修正を加えても加えてもそれだけは消えなかった。
七人目
【イヴネーム】
【名前】
【型】
CC型
【武器】
魔導書
【ユメノ使者】
ベルゼブブ
【経歴】
"内宮智花"の細胞によって創られたクローン。
第一キャパシティ
創造力を喰らえば喰らうほど、自身の創造力の限界を超えてどこまでも高められる能力。
第二キャパシティ
創造力をエネルギーとして放出し遠距離攻撃が可能となる能力。魔導書の上に飛び乗ることも可能で、いろいろと汎用性は高い。だが近距離戦においてはかなり無力なのが欠点。
第三キャパシティ
カースドグール
虫たちを指揮し、相手の創造力を喰らいつくす能力。虫たちが喰らった創造力を自分自身に与えることも可能で、長期戦に向いている能力となる。
・見解
内宮智花のクローン。彼女を創り上げる際は食べることへの趣向をより強めた。暴食という名にふさわしい存在となれるよう手を尽くし、誰よりも空腹を満たそうと手段を択ばないクローンとなっただろう。けれど彼女の母性愛だけはどうしてかき消せなかった。幼い子供にかける慈悲、それが仇とならなければいいのだが…。
・特殊な能力
【合理化】
自身のユメノ使者と一体になることで膨大な力を得られることができる。DDOが起こる前の雫が創り出した技なので全員が扱える。合理化は"なりたい自分"へと姿を変えている。
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