第3話 どうして私がこんな目に遭うの
私はマリアと一緒にマリアが住んでいるという場所へと移動している。
しかし、集落を通り過ぎて森の中へ入って行き、どんどん森の奥に
入って行くと私は
「マリア、集落から離れてるよ」
「いいのよ、私が住んでいる所はこっちだから」
「そ、そうなんだ」
私はマリアの事を信じて着くて行くしかないと思うと、私は不安に
なってきて私は
「マリアはどうして集落から離れてる所で暮らしてるの?」
「それはね、私が住んでいる所に着けばわかるよ」
「うん」
私とマリアはまだ歩いているけれど、まだ着かないのかなって思っていたら、
マリアが
「私が住んでいる所に着いたよ」
「うん」
私はマリアが住んでいるという場所を見ると、お屋敷というか館というか
高級そうな所に住んでいるという感じがします。
マリアって本当に集落の人達なのかなって疑問に思っています。
「さっ、中へ入りましょう」
「そうだね」
私とマリアは早速、高級そうな建物の中へ入るとマリアが
「言い忘れていたの、カナエは衣服を脱いでね」
「えっ、どうしてなの」
「この建物の中では部外者は衣服を脱ぐ決まりがあるの」
「そ、そうなんだ」
私はマリアに言われた通り、衣服を脱ぎ始めているとマリアが
私のお胸に触れてきます。
「カナエって意外とお胸大きいのね」
「ちょっ、やめてよ、マリア」
「いいじゃないの、ここでは私とカナエしかいないのよ」
「そ、そうなの?」
「うん、そうなの」
ここに住んでいるのはマリアしか居なくて私は来客者扱いなんだろうなと
思うと、私は部外者なので衣服を脱いで下着姿という格好です。
どうして私がこんな目に遭わないといけないのかなって思っていると
マリアが
「カナエって今こう思っているんじゃないのかな、どうしてこんな目に
遭わないといけないのかなってね」
「何でわかるのよ」
「私ね、相手の心の中がわかるの」
「す、すごいね、マリアは………………」
マリアは相手の心の中がわかるという事は余計な事が出来ないというのが
はっきりとわかる。
マリアによって私はどうなってしまうのかが心配になってきている。
「ねぇ、カナエ、そんなに心配しないでね」
「う、うん」
「しっかりと可愛がってあげるからね」
「可愛がるってどういう事なの?」
「さぁね、どういう事何でしょうね」
マリアが考えている事がぜんぜんわからないし、どうやっても
ここから抜け出せる感じがしない。
「さっ、カナエが使っていいお部屋に案内してあげるね」
「うん」
マリアは私に使ってもいいというお部屋に案内してくれるそうで
私はマリアの後ろをついて行く事にしたのです。
しばらく歩いているとマリアが
「着いたよ、ここのお部屋をカナエが使っていいのよ」
「うん」
「お部屋の中に入っていいよ」
「うん」
私はドアを開けてお部屋の中へ入ると
「素敵なお部屋ね、それに広いね」
「そうでしょ、気に入ってくれると嬉しいな」
「とても良いお部屋だし、気に入ったよ」
「それは良かった」
マリアはお部屋の外へ出ると外側から鍵をかけてしまうのと
私が脱いだ衣服も持ち去ってしまうのでした。
「えっ、マリア、マリア、どういう事なの、衣服を返して」
「ごめんなさい、カナエ、衣服は返せないの」
「そんな………………」
「マリア、どうして鍵を閉めるの、何で」
「ごめんなさい、カナエをここから出すわけにはいかないの」
「そんな、そんな事って………………」
私はマリアによってこのお部屋に閉じ込められたという状況になる。
閉じ込められたという状況なので私はどうすればいいのかなって
思うと何もする事もありません。
しかし、頭の中で色々と考えているとマリアはもしかしてあの集落の
人達の仲間かもしれないけれど、それとは別に何かを隠していそうな
感じがしてなりません。
マリアが隠している事をどうにかして探らないとここから出れるという
感じもしないというのが現状です。
私はマリアの事を調べないといけないのに出来そうにもない。
まずはマリアとの信頼関係を築いていくしかないと思います。
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