#020 「牛丼の話」

 大城戸さんは、某有名牛丼チェーン店のハードユーザーです。


 ある日、自分でもあの店のような味わいの牛丼を作ってみたいと思い、独学で牛丼を料理してみたそうですが、(調理の心得があったおかげか)何と3回目くらいのトライでそれっぽい味わいを表現できてしまい、ちょっと拍子抜けしてしまったそうです。


 コツは、薄口と濃口の2種類の醤油を使用することと、手作りの酸味強めなプラムジャムを隠し味にすること、だとか。


 ・・・じゃあ何で今も牛丼屋に通っているのですかと質問すると、「愛だ」と答えられました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る