#010 「坂上田村麻呂の話」

 大富さんが高校生のときの、日本史の先生との会話です。


「大富、桓武天皇の時代に二度にわたって征夷大将軍をつとめ、夷敵の討伐に従事した武官の名前を答えなさい」

「え、えーと、うーんと」

「・・・ヒント、『さかのうえの』」

「――ポニョ!!」

「・・・それは崖の上だ!」


 当時のクラスメイトに会ったりすると、いまだに「あの時の掛け合いは傑作だった」と絶賛されるそうです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る