「find my...」
暮れのバス
流れる景色を眺めていた
頭の中フリーズして
記録メモリが波に流されていく
ああ、
また何もなく終わるな
今日が
上から3番目のトロフィー
家に残る昔の古傷です
誰にも負けない記録で残りたかったあの日
でも誰かの記憶には楔を打ち込めなかったあの日
あいつはどうだって
こいつはそうだって
比較されても
自分は自分ひとりなんだもの
自分でやるしかないんだもの
だって
自分が手にした自由じゃない?
自分は自分でありたいものよ
画一的な人種にバイバイしてさ
一生に一度のルーレット回しましょうか
賽は自分で投げちゃったし
まあ不断の努力ってやつで
楔打ち込んでやろうか
そう誓った暮れのバス
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