現状分析と戦略的行動でPVを増やすことは可能か。
阿井上夫
(本稿の目的)
カクヨムロイヤリティプログラムの開始に伴い、「作品のページビュー(以下、『PV』)数」が広告の表示数として、報酬算定の基礎となった。公式発表を読むと、「ページ内の文字数も報酬算定の基礎係数になる」とのことだが、この点は計算式が開示されていないので、詳細は不明である。従って、まずは単純に「PV数が増加すると報酬が増える」と割り切ってみる。
この事実に関しての賛否を論ずるのは、本稿の目的ではない。
そのような仕組みが導入された以上は、その仕組みをどのように利用することが出来るのか探ってみたくなるものである。(少なくとも私はそういう人間である)
そこで、カクヨムロイヤリティプログラムの開始と同時期にグーグルアナリティクスを導入して、自分の作品の現状分析を試みることとした。事実が分からなければ対策を検討できないからである。
その上で、どのような行動がPV数に影響を与えるのかを考察する。
ただし、私は露骨な宣伝活動や組織票を良しとしないので、あくまでも戦略的行動でPV数が変化させられるかどうかを試みる。ここで言う戦略的行動とは、主に、
・作品の更新
・自主企画やコンテストへの参加
といった、サイト内での本質的な活動を指すが、場合によってはSNSやランキングサイトの利用も視野に入れる。
なお、最初にはっきり言っておくが、これは単純に私個人の報酬額を増やすための試みであって、別にそれ以外の高尚な目的はない。完全に利己的行動であって利他的行動ではない。「他の作者の参考になるかもしれないので、記録として残す」意味もあることはあるが、それ自体がPVを稼いでくれるかもしれないからやっているだけのことである。
それに嫌悪感を感じる方は、本稿を読むべきではない。
単に私の収入源になるだけだ。
また、嫌悪感を私に表明されたとしても、私は割とマキャベリストなので、それに対して反応する気はないことを表明しておく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます