9.試験開始。誰だよ?!スタンプラリー平和感すごいって言った奴!俺だよっ!くそぉぉ!
「誰だよ?!スタンプラリー平和感すごいって言った奴!」
「俺だよっ!くそぉぉ!」
全力で逃げています。
もう一度大切なので言います。
全力で逃げてますううう!!!!
「おい!声っての聞こえたか?!かすみぃぃ」
「んなもん、聞こえてるわけねぇーだろ?!聞こえてら返り討ちにしてる!!!」
「ですよね-!!!!」
今、いかにも禍々しいです!って奴に追っかけられてる!
分かりやすいいうとTHE★悪者に追っかけられてますぅぅー!
やばい。
何がやばいって見た目もやばいし、何よりオーラ?っていうのか?!黒いどんよりしたのを纏い追っかけてくる。やばすぎてそいつが通ったあと、植物は枯れて水は腐るし、変に発熱していて触られたら焼かれる。ここまで来るまでに、道脇に転がっている何かがいたが、恐らくあいつらにやられた同じ受験者だ。怖くてしっかりとは見なかったから何か大きな動物が寝ていたのかもしれない。だから勘違いかもしれないが、とりあえずやばい。しかも俺らを追っかけてるうちに、どんどんでかくなる。意味がわからん!!
「なんで、でかくなってんだよぉぉ!」
「知るかよ!でもあれに追いつかれたらやべーぞ!」
とりあえず、森の中をひたすら走る。
そして今になって思う。
部活もっとちゃんとやっておけば良かった!
まさかこんな形でつけがくるとは!!
「っ!」
少し前を走っていた霞がいきなり止まった。
「?!霞?!」
「行き止まりだ!」
「は?ってまじか...」
下は崖になっていて先には進めない。
「ぐわぁぁぁぁぁあぁぁ」
「「!!」」
俺らの身長の2,3倍はある、禍々しい生物が襲い掛かってきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます