アイスランド共和国 〜火山と氷の共和国〜(ヨーロッパ)
基礎データ
国名 アイスランド共和国
面積 約10.3万平方キロメートル(日本の約7分の2)
人口 34万8,580人(2017年)
首都 レイキャビク
通貨 アイスランド・クローナ
言語 アイスランド語
宗教 キリスト教 プロテスタントの福音ルーテル派が主流であり国教
各目GDP 106位
一人当たりの各目GDP 6位
平和度指数ランキング 1位
・概略
北大西洋にぽつんと浮かぶ、世界最北の島国だ。
その国土は大西洋中央海嶺、いわゆる海底火山の山脈に連なっており、日本と同じく世界有数の火山大国である。
火山があるということはすなわち温泉も多く、世界最大の露天温泉ブルーラグーンはアイスランド最大の観光名所だ。
ちなみに国名の由来は氷の国である。ノルウェー語のイスランドを英語読みしてアイスランドとなった。
・歴史
アイスランドに人が暮らすようになったのは中世である。北欧からやってきたノルマン人と、アイルランドからやってきたケルト人が定住し、孤立的な環境もあって民主的な共同体を形作った。
930年ごろに世界最古の民主議会アルシングが開かれたこともよく知られている。これに倣って、現在の議会もアルシングだ。
その後ノルウェー、デンマークの植民地となってからは、しばらく海外領土としての歴史を歩んだ。第二次世界大戦でデンマークがドイツに降伏すると外交権を手にして独立、現代アイスランドの歴史が始まった。
・経済
義足開発で知られるオズール社が有名。2008年に金融危機が襲ったものの、国連通貨基金による支援で立て直す。現在はその地勢を生かして地熱発電の電力輸出を計画しているとか。
・軍事
ロシアのモスクワとアメリカのワシントンD.C.を直線で結ぶと、アイスランドはその中間に位置するため、軍事的に極めて重要な地点(チョークポイント)とされる。そのため独立後もアメリカやドイツ、イギリスによる攻撃や保護を受けてきた。
しかしアイスランド共和国は独自の軍隊を保有したことが全くなく、あって沿岸警備隊くらいのものだ。同国の防衛はNATO(北大西洋条約機構)に依存している。
・その他
北極圏に位置するため、氷河やオーロラが見られる。さらに北大西洋暖流の影響で冬でも0度を下回らないため、オーロラを見るには楽な場所だろう。
2018年にサッカーW杯に初出場したことで、サッカー人気も高まっている。日本でも兼業ばかりのナショナルチームということで話題になった。
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