龍の奥さん
どうも、精霊です。
今日は一人で龍の奥さんの所に行ったんだ。ちょっと情報収集がてら、キングの引き取り依頼にね。
それはすぐに来てくれるらしいんだけど、聞きたいことがあるんだよ。
キングに精神操作の魔法がかけられてたのは確実だと思うんだよね。
もう影響はないけど、痕跡は残ってるし。
そんでね、キングって堕ちきってないんじゃないかと思ってさ。だって話せる堕ち物とか聞いたことないもん。
そしたら奥さんも同じ意見だったわ。
あとは三人に変な魔法をかけた危ない奴の事が聞きたかったんだけど、そっちは収穫なしだね。
まぁ、ゆっくりやりましょうかね。
帰りにオークの集落にも寄ったんだけど、あいつら腹立つわ。
「人間好きな変な精霊」とか言うんだよ!
何が悪いんだよ、こんちきしょう。
卵の事なんか覚えてないって言うしさ。
まぁ、そりゃあそうか。
龍の卵なんか見つけたら食うよね。無事だったなら、知らなかったって事だよね。
帰る時に、つい集落を水のドームで覆っちゃった。
あいつら泳げないんだよね。ぷっ。
ごめん、ごめん。つい出来心でさ。
あぁ、スッキリした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます