命日

よる

命日

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また同じ夢を見る。

君がいる夢だ。

目が覚めると、きまって涙を流した。

泣くから体が火照った。

生き物を飼っているみたいだ。

こういう感じをどこか知っていた。

だから余計に泣いてしまった。

そんな一瞬の束の間でしかもう思い出せない。

時が経って痛むこともなくなった。

痛まないことが辛かった。

それでも寂しいという感情が、今日まで居場所を残しておいてくれたのだ。

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命日 よる @yoru_0825

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