命日
よる
命日
8/25
また同じ夢を見る。
君がいる夢だ。
目が覚めると、きまって涙を流した。
泣くから体が火照った。
生き物を飼っているみたいだ。
こういう感じをどこか知っていた。
だから余計に泣いてしまった。
そんな一瞬の束の間でしかもう思い出せない。
時が経って痛むこともなくなった。
痛まないことが辛かった。
それでも寂しいという感情が、今日まで居場所を残しておいてくれたのだ。
命日 よる @yoru_0825
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