EIHWAZ
砂樹あきら
第1話 登場人物紹介
アレックス・オッド (Alex Odd)
バーンの実兄。血のつながりのある唯一の肉親。国籍アメリカ。推定年齢28才。身長、193cm。体重、86kg。金髪(長髪)、青眼。NYタイムズ社のフリージャーナリストとして、戦争後中東に赴き、3年間行方不明となる。現在はNYに戻って自堕落な(?)生活をしている。
性格は、「バカ」の一言に尽きる直情野郎。
特技は、S&W357mag. 4 inchバレルで6連続コイントス。体術も相当なもので、臣人より強いかも!?(かも!?というレベルではなく、臣人は逆らえないくらい強いっ!) 超フェミニストだけど、怒らせると本能に従う怖い人。1日5箱はいくヘビースモーカーで、好きな煙草はラッキーストライク。
バーンを平気で殴り、オカルトとは縁のない生活を送る力強い兄貴。現在、彼女(ローナ・マクファーソン)と諸事情により別居中。
ラシス・シセラ (Rathis Sisera)
バーンのもと彼女。愛称ラティ。国籍アメリカ。バーンが16歳の時に、ある事件に巻き込まれ、彼を止めようとして身代わりになり死亡している。
享年18才。身長162cm。金髪、深藍の目を持つ。はじめてバーンが心をひらいた女性。彼女の死が彼の人生には常に深い影を落としている。
性格は明朗快活。まがったことが大嫌い、思ったことは即行動がモットー。その性格ゆえクラスでも人気者であった。バーンの過去も思いも全てを承知の上で彼のそばを離れず、彼の不安を取り除こうとするかのようにいつも笑って、彼を包んでいた。夏に咲くひまわりの花のような人だった。
レオニード・トロール (Leoneed Trawl)
通称レニ(レオンと呼ばれることもある。)NYタイムズ社編集長。新聞記者として常に「真実」を追い求め、「正義」を貫こうとする実直な男。バリバリ仕事をこなす現場第一人間。両親を飛行機事故で亡くしたバーンとアレックスの親代わり的存在。彼らの父親とは幼なじみだったらしく、昔は相当やんちゃで悪ガキだった模様。今ではすっかり丸くなり、日々アレックスの上司として、にらみをきかせている。バーンにも「レオさん」と慕われているおじさん。
趣味は健康器具通販。でも、一向に効果はあがっていない。(お腹がへっこまない。)葉巻大好きのヘビースモーカー。コーヒー党であるが、彼が入れたコーヒーは「泥のようだ」と言われる。
結構な年で、付き合っている彼女はいるようである。しかし、結婚するというような話はとんと聞こえてこず、いまだに独身貴族で通している。
以下の人物は、今回、名前なしの登場になっています。
スティーブンソン・オッド (Stevenson Odd)
バーンとアレックスの実父。職業は考古学者。大学で講師をするかたわら、発掘作業だ何だかんだと世界中を飛び回っていた。彼の研究テーマは、現在の学界の考え方からすると全くもってあり得ない仮説のため、異端視され続けた。その証拠となる物をつかんだがために、彼は命を落とすことになる。バーン10歳、アレックス15歳の時に飛行機事故で死亡している。彼ら兄弟にとってはいつまでも子どものような夢を持ついい父親だった。
性格は、あまり細かいことは気にせず我が途を行くタイプ。意外とロマンチスト。ウィスキーやブランデーが大好きであるが、長年の無理がたたりドクターストップをかけられていた。にもかかわらず目を盗んで、息子と飲むような人。
エレナディータ・オッド (Ellenadeata Odd)
バーンとアレックスの実母。職業は化学者。一時期、製薬会社の研究員をしていたこともあった。大学院生の時にスティーブに口説かれ続けて、その後(随分たってから)結婚し、2男をもうけた。スティーブの仮説を科学的に裏付けようと研究を重ね、ある物質を生み出すことに成功した。それが元で彼女もスティーブと同様の運命を辿ることとなる。とても仲のよい夫婦であった。
性格は、細々したことにまで気を回す心配性な面がある一方で、アレックスが言い訳できないほど怒らせると怖い人物でもある。
事故死する前の4年間は本当にバーンに付きっきりで、愛情のかぎりを注いでいた。敬虔なクリスチャンであった。
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