　気が付いたらなんとなく今の状態になっていた

　いえ、本当は分かっている

　あなたは自分のことで精いっぱい

　私も自分のことで精いっぱい

　お互いにゆとりが無い

　どちらが悪いとも言えない

　こんなものなのかなと思うには

　十分な気もする

　最後の恋だと言ってくれたのは

　幻のようだし

　懐かしい映画を見たような気持になる

　でも

　今この時間は神様に与えられた時間かもしれない

　何もなく穏やかだった私たちに与えられた時間

　人生山あり谷あり

　全く同じものには戻らないけれど

　いつか違った形の私たちになる

　それも一つの幸せの形

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい