賢者の趣味は癖のヤバイ魔剣作りです。黒銘菓短編集65弾
黒銘菓(クロメイカ/kuromeika)
賢者と騎士団長
「で?何を作っちゃったんですか?」
この国の騎士団長。シモン=ヒーローは少し不機嫌に成りながら目の前の女性を見た。
「酷い!今回は前より凄いのが出来たのに!」
この国最高峰の知恵者、賢者タツミンはむくれていた。
「前より凄いからこそ不安なんですよ!
抜刀と同時に異界のものを召喚する魔剣より凄いのなんて考えたくない!何せ…」
賢者には趣味が有った。それは特殊能力を帯びた魔剣を作ること。
そして、その大半は、
「タツミンさんの造る魔剣は癖がヤバいと噂ですからね。」
扱い辛くて有名だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます