愚者と狂女の死刑執行(エグゼキューション)
MASU.
第1話 呪われし者たち~外道を狩る[前編]
2XXX年。ここは日本。
銃砲火器を使用しての国と国とのふざけた揉め事『戦争』は相変わらずない。
日本は三度と戦争をしないことを永遠の誓いとし守り続けている。
素敵なことだ。
まぁしかし国内外、本当に人の悪意、犯罪は尽きない。
そして今の時代、悲しいかな文明や科学だけでなく、『異能力』なるファンタジックな代物まで実現している。
実現したのだから『ファンタジックだったもの』というべきか。
人類はどんなに世の為、人の為に発展してきた文明も戦争や犯罪に利用してきた。
それと同じくして異能力も悪用する者は後を絶たない。
これはそんな異能という『呪い』に魅入られた醜悪なる者共と、あえて『呪い』を受け、それを活用して裁く異能暗殺者の血生臭い物語だ。
暗闇の中、4つの人影がビルの屋上にて佇む。
一人は長身の四十過ぎ、白髪混じり長髪の男。
名を相楽光司朗という。
粗野な性格ではあるが、心優しきナイスガイである。
「さーて、今夜も荒ぶってお仕事といきますか。準備はOK?陽くん、くーちゃん?うぃヒック」
狩神陽(陽くん)、羅賀紅月(くーちゃん)。
二人は光司朗の弟子であり、部下である。
が、子供のような存在でもあり、上下関係はほぼ皆無である。
「うわキモい。ちゃん付けとかマジキモい。くーちゃんとか呼んだことないし、いきなり何キャラよ?あーもー酒くさっ!」
18になる年の17歳で勝ち気な娘、紅月が長い金髪をなびかせ、不機嫌な言葉遣いで悪態を吐く。
齢22歳、実力では育ての父・光司朗を越えてNo.1であるが光司朗の弟子ゆえ組織的にはNo.2の男、ダークブルーの髪の陽が続いて言う。
「まぁ帰ってからの1杯を楽しみに上機嫌なのは勝手だけどな。そのテンションは先に1杯ひっかけてきやがったな?このオヤジは」
陽の呆れたような物言いに光司朗が陽気に返す。
「まあまあいいじゃないの~。さ!派手に月夜のお祭りといこうぜぇ、レッツらゴーだ!ヒック」
もういい…とばかりに陽は溜め息をひとつつき、真剣な面持ちで仕切り直すべく話す。
「ターゲットは先日、小学生から高校生の子供たちを拉致・監禁し、裏ビデオ業者に売った…外道ども。業者も一緒に片付けてよし!」
現場ではリーダーを担う陽が厳しく、かつ憤りを滲ませ言う。
暗殺によって消される者の基準
・人の命を理不尽に奪った
・故意に人を死に追いやった
・欲望に任せて人の尊厳を奪った、穢した
・人の苦痛を知りながらそれを強要した
等々。
一応、反省の意志や後悔の念の有無は問うが、基本的には罪の内容や事件当時の状況で判断は十分と言える。
より悪質な殺人や多人数の犠牲者を出した事件だけが死罪に当たる極悪だ、という価値観は殺し屋稼業には通用しない。
更に凶悪犯というだけでなく『異能』を使う悪人ならば、彼ら異能暗殺者でなければ太刀打ちできない。
異能犯の場合、もはや戦争、殺し合いだということ前提で挑まなければこちらが命取りになる。
「外道も外道だねぇ。胸糞わるっ!即ブッ殺でしょ!で、あいつらに呪いっていうか異能は?」
長い栗色ポニーテールを揺らし明るいトーンで話す小柄な少女は明星 流(ながれ)。
14という幼さだが一流の暗殺者である。
彼女の問いにもあるようにターゲットが異能者であるか否かは重要だ。
普通の犯人であれば体術による暗殺でいけるが、異能者であれば持っている能力によってはこちらが不利になることも有り得る。
異能は一人一人異なるということもなく、他者と同じ能力を持つこともある。
異能暗殺者は基本的に唯一無二に近い、異端かつより強力な能力を得た者で結成している。
だから、陽たちと同じ能力ということはまずないが、相性というものがある。
簡単に言うと力では勝っているが速さでは劣る。
ゆえに相手の攻撃のほうがこちらが与えるよりも先に喰らいやすい、などだ。
「一応、奴等も闇社会との繋がりは深い。ナイフから刀やピストル、マシンガンと武器は充実してるようだ。でもこれを見てくれ」
そう言って陽が提示したのは3枚の写真。
子供たちを拐った時に一緒にいた殺された家族などの遺体の写真だ。
「エグっ…」
流が口を覆い気分悪そうに呟く。
無理もない。写真には食い散らかされたように抉られた胸、腹。転がる手足、頭が写っているのだから。
「察するに獣欲ノ刻。もともと欲深く凶悪な人格を持った奴が覚醒しやすい能力。食欲や性欲を増して、より凶悪化する異能だね」
紅月がそう言って不快感を露にキリリと歯を軋ませ、バシッと拳を掌にぶつけて続ける。
「決めた!今日、異能者はあたしが引き受ける!何人いようが全員ブッ殺す!!いいよね?陽!光司朗!!」
陽はまぁそれでいいか?と思い頷きつつ少し不安気な顔をした。
咄嗟に呼び捨てられた光司朗は
「呼び捨てはやめなさいよ呼び捨ては!仮にも君たちの育てのお父さんですよ~?ヒックっ」
と最早、戦力外通告モノの酔っ払いぷりで返す。
ハァッと陽が溜め息を吐いて指示をする。
「じゃ、見張りの雑魚二人は酔っ払い光司朗に任せるとして。一応、銃には注意な。あとは…好きに暴れるとするか!一網打尽だ!!」
「承知ぃ!!」紅月と流が気合いたっぷりに叫び
「うぃーすぅ!雑魚…やりがいねーな…ヒクッ」と光司朗が不満をこぼす。
入り口にて着崩したスーツ姿の男が二人。
「今日は14の上玉のメスガキ二人と8つのオス一人か。変態どものツボにハマりそうだな」
「あぁ。いい趣味の奴らのおかげで懐が温まるぜ」
クククッと下卑た笑いを浮かべながらタバコに火をつける。
その瞬間ー
「俺にも1本くれるかい?ダンナ」
といつの間にか背後にいた光司朗が言うと、男の1人が一瞬仲間と間違い反応した。
「あぁ1本くらいなら…あ?誰だ、てめえは…グァッ!!」
光司朗が喉を掴み軽く持ち上げて、そのまま力を込める。
バキッという音とともにビクンとなって男は動かなくなった。
「な何モンだてめえ!その力、サツや探偵の類いじゃねぇな?」
怯えた様子でもう1人の男が2メートルはあった大柄な男を片手で持ち上げて葬った光司朗に向かって叫んで問うた。
「いやぁ、名乗るほどのモンじゃないのよ。というか御前さん、直ぐ死んじゃうし?」
そう言ってニヤリとしつつ、刹那凄まじい殺気を放ち、男の眼前に迫る。
顔面を鷲掴みにし、強く力を込める。
「あっ…がっ!!」
メキメキと骨が音を立てて男が呻いた。
「じゃあな、んーと…下衆Bさん?」
光司朗が更に強く力を込めるとバキン、ブシュッと男の顔面が砕けた。
「あーあぁ。手も服も汚れちったよ。鉄くせーなぁ、おい。…陽くん、くーちゃん。さっさとひとっ風呂浴びたいから早めに片付けてよ?ヒック」
数秒のうちに一仕事終えた光司朗が呑気な口調で言った。
一方でアジトの中でも悪党の阿鼻叫喚、後に死体の山である。
「んー、呆気ない!弱っ!!」
紅月が歯応えの無さに不満気に言う。
「こいつら、みんな組織の非異能な奴らと変態裏ビデオの業者だよ?異能犯罪者はどこいんだろ?」
流が首をひねって辺りを見回した。
陽は暫し血に濡れた床を見つめながら歩き回り、ある一点に目を止めた。
ライトが壊れて薄暗いそこに目を凝らすとうっすらと大きく四角い線が見えた。
「地下があるな。取っ手のようなものは見当たらない。どこかにスイッチがあるはずだ」
地下の存在を確信した陽が壁を手探り始め、二人に視線を送る。と、紅月が
「ハイハイあたしらも探せと。壁とは限らないよね?床…床、すっごい汚いんだけどなぁ」
紅月はぶつくさ言いながら床に手を這わせスイッチを探す。すると少し力を込めるとへこむ箇所が見つかった。ちょうど血塗れで横たわる組織の男の血溜まりの真横辺りだ。
スイッチになっていた床のブロックを押すとギギーという音と共に隠し地下通路への入り口が現れた。
「わりと簡単に見つかったはいいけど、あたしの手、血糊がエグいんだけど」
押した時に、へこんだスイッチのところに流れこんだ血でベタベタになった手をブンブン振りながら紅月が不機嫌に言った。
「いつものことじゃん?くーちゃん!」
と、流がいたずらな顔で笑った。
そうだ。あたしらにとってはいつものこと、日常茶飯事なのだ。
手が、服が血にまみれるのも。
鉄の臭いで充満した空間も。
そして、それらを不快に感じるのは『闘いが本格化していない今だけ』だ。
「ま、そだねー。これがうちらのお仕事。ご飯の源だからねー」
流に向かって苦笑しながら紅月は返した。
うんうんと頷いて流も小さく笑った。
そんな二人の様子に陽は複雑な思いで微笑し、一呼吸おいて声をあげた。
「紅月!流!呪い…いや異能の発動の準備を。隙を見せないよう構えておけよ!」
陽の呼び掛けに二人は敬礼しながら「承知!」と返した。
数十段階段を降りて地下1階にたどり着き、一つの部屋のドアに出くわした。
ガチャリと開けるとそこはカメラや照明、ベッドに椅子、鎖に縄、様々な制服…と奴らが使っていた『撮影所』だと一目でわかる部屋だった。
大きな本棚にはびっしりとディスクが収納されている。
さらに此処彼処にディスクが梱包されているであろう段ボールが置かれている。
ディスクの内容を考えると吐き気と共に怒りが込み上げてくる。
それらの映像や画像はここで回収、そして処分するわけだが、最早完全にこの世から消すことなどできない。
ネットを介して売られたものを全て回収するのは難しいし、ネットそのものに大量に流されてもいる。
全て削除はするがスマホやパソコンに保存されていれば、その全てを滅するのは不可能である。
「あーもー!!買った奴、保存した奴、まとめてブッ殺してやりたい!女を子供を何だと思ってんのよ、クズどもがぁーッ!!」
紅月が荒れに荒れて段ボールや本棚を次々と殴り蹴り飛ばしていった。
その怒りも最もだ。
今、目の前にディスクの中身を楽しんだ連中がいたら、ここに散乱している段ボールやディスクの欠片のようにブッ壊してやりたくもなる。
身内を殺され、強制的にディスクの中の下卑た娯楽映像の『出演者』にされた少女たちの傷はそれだけ深いであろうから。
「…行くぞ。どうやらこの階より更に下、地下2階がある。ほら」
陽が指差したほうに今回は分かりやすく地下への階段がある。
暗くて冷たい空気が流れてくる。
「奴らの手がかりがあるか、はたまた奴らが潜んでいるか。気を引き締めていくぞ」
陽の言葉に少し怒りが落ち着いた紅月が「承知…」と呟くように返した。
流も「うん…」と続けて返す。
「ここに来て意気消沈か?さっきまでの威勢はどこいった?」
陽の問いに紅月がゆっくり顔を上げて、さっきまでとは異なる静かな口調で
「被害者の女の子たちのこと考えてたら、いろいろ思い出すからさ…ちょっとね」
紅月の過去を知っている陽は胸の奥がズキンとするのを感じた。
彼女の悲しみ、痛み、喪失、絶望。全て陽は知っている。
今回の件はそんな紅月の過去の経験と通ずる部分があるゆえ、参戦させるには思うところ、危惧していたところはあった。
「大丈夫か?ここでリタイアしてもかまわない。お前の力は頼りにしてるが、心のほうはどうしようもないだろう。無理に闘わなくていい」
紅月の様子に陽は戦線離脱を促した。しかし
「無理?いやいや。リタイアするほうが無理だよ。疼いてしょうがないもん」
そう言った紅月の口角があがる。
ニヤリと笑う彼女の目には確かな決意、そして殺意の光を感じた。
「言ったじゃん?全員ブッ殺す。奴らを。幼い体を玩んで、命を弄んだ奴らを。絶対に逃がさないし生かさない!」
カッと目を見開き、声を荒げた紅月は普段は残る少女の雰囲気を消し、殺し屋そのものの凄まじい殺気を放っていた。
「さぁ、さっさと降りよ!今度は奴らがあたしらのオモチャになる番!愉しんで殺ってやる!」
狂女こと羅賀紅月。異能『狂乱ノ刻』を有する。
悪人を愉快に討伐する。そう心の底から愉快に。
愉しみ殺すのが彼女による全ての悪への復讐なのだ。
いつの間にか紅月を先頭にカンカンと長い階段を降りていくと、少しずつ空気の冷たさが強くなってきた。
その冷気がどんどん強まり肌を刺す。
「うーん、もっと布面積広い装備で来たら良かったかなぁ?なんかどんどん寒くなってきたし」
ミニスカート(なかにショートパンツ着用)の紅月が生足を摩りながら言った。
「さ、寒い!寒いよ陽にぃ!!」
肩出し、へそ出し、生足の流がたまらず叫んだ。
動きやすいからと好んでする軽装過剰な格好が今回は大いに仇となっている。
寒いのもそのはず、階段を降りきり、辿り着いた部屋は冷蔵庫のような凍える冷たさだ。
「なんだこの異常な冷気は。まるで冷蔵庫…いや」
陽が何かに気づいた。
天井から何かがぶら下がっている。
白く曇ったビニールに包まれたそれらに向けて目をこらして見ると…
「人だ。幼い…子供だ」
陽の言葉にギョッとした紅月と流も他のビニールの曇りを拭う。
「女の子…10代くらいの」紅月が言うと続けて
「こっちは…幼稚園くらい?ぬいぐるみを持ったまま」と流。
「殺して冷凍保存か。悪趣味なコレクションか?それとも…」
陽はギリギリと歯が軋むほど噛み締めて言った。
「!この子!?」
紅月が女の子の顔に見覚えがあった。
それは任務の前に目を通した資料の中にあった行方不明の子供たちの写真。
その中の1人であり、更にネットに出回っていた胸糞悪い児童ポルノ。
その映像にも女の子は映っていた。
「…っ!くそ!くそーーッ!!」
殺されていた。その事実に悔やみと怒りで紅月は絶叫した。
たとえ心身共に傷つけられ、汚され、絶望していたとしても必ず助け出して光を見せてあげよう。
希望はあるんだと教えてあげよう。
そう誓ってここに来たのだ。
しかしその誓いは無惨に散った。
結局、彼女達は絶望しながら命までも奪われてしまった。
と、暗がりからクスクスと笑い声が聞こえてきた。
姿を現し、ハハッと高く笑ったそいつは長く垂らした前髪をかき上げクシャッとしながら言った。
「いけないなぁ。他人家の冷蔵庫、勝手に覗いちゃあ。それ全部貴重な食糧なんだから」
男の言葉にピクッと反応して、陽が憤りを露に睨み付ける。
「お前だな?組織に紛れてた異能者は。己の中にある欲を、カニヴァリズムを満たすために獣欲ノ刻を体に刻み、子供たちを拐っては裏ビデオ業者に提供していた。そして奴らのお下がりを戴こうってハラか」
ブチ切れて瞬殺してしまいそうなほどの怒りを抑えながら言葉を続ける。
「組織の中に異能者は何人いる?そして、そいつらは何処にいる?」
陽の問いに
「ずいぶんよく喋るねぇ、他人の仕事場や冷蔵庫荒らしておきながらさぁ?またコマを集めなきゃだし、けっこうムカついてるよ?僕」
語尾を強めて男は一瞬にして陽の眼前まで迫ってきた。
ニヤリと笑い開いた口には牙、勢いよく突き出してきた手には鋭い爪。
男の爪が陽の頬をかすった。3本の爪痕から血が流れる。
男はクスクスと笑いながら
「自己紹介くらいしたほうがいいかな?僕は金成法政。歳は24。金成組の一人息子さ。生まれた時からだいたいのものは身の回りにあったからね。金、女、車、家。僕には当たり前すぎて刺激が足りなくてね。そこでいろいろと闇社会を嗅ぎ回って、この呪いの刻印に辿り着いたわけさ」
そう言ってシャツのボタンを外して、胸元の刻印を見せた。
法政は話を続ける。
「キミたちも異能者だからわかるだろうけど、この刻印って呪いに打ち勝つまで地獄だよねぇ。呪毒に侵された体でのたうち回ること3日。意識が飛んで目覚めた時には爪はボロボロ。噛み締めた唇は血塗れ、全身の神経と筋肉がイカれて暫く動けやしない。でもね、心から欲した強靭な肉体と僕が密かに抱いていた願望。人間の肉を味わってみたい!肉を割き、内臓を取り出し、生で頬張る。骨ごとボリボリ噛み砕く。それを叶えてくれた呪いに感謝しかないよ!この最強の獣の力と本能で僕は何もかもを好きなように食らっていける!最高の第二の人生だ!!ハハッハハハハハハハ!!!」
高笑いする法政に紅月が口を開く。
そして、冷たく静かな口調で
「長ったらしいイカれた語りに耳が腐りそうだからさ。そろそろ消えてほしいわけ。陽、あたしが殺るね?」
そのただならぬ雰囲気に、悪事を働くものにとって出会ったが最悪の凶、『最凶』と言われ恐れられる陽ですらゾッと寒気が走る。
ピリピリと辺りの空気が震えるような感覚。
そして異様な殺気を放ち、紅月の口元に笑みが浮かぶ。
溢れた怒り、憎悪、殺意。さらに狂気。
極悪非道、酷悪な存在に対してのみ、紅月はこの異能『狂乱ノ刻』を発現する。
脳を呪いが支配して、身体能力を極限まで高め、心を狂気で染めあげ、悪を殺することを愉悦とする。
全ての醜い欲望と悪に復讐するべく、紅月は狂気の鬼神と化す覚悟で呪いを受け、そして覚醒した。
「せめてあたしを愉しませて逝ってよね?弱味噌ごみクズくん」
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