伊勢ですね
「見てくださいよ上野さん!イーセーエビですって!大きくないですか?美味しそうじゃないですか?
さすが異世界!」
そういって巽が指差した先には赤黒い甲殻に身を包んだエビがあった。
名前がイーセーエビ。
見かけが明らかに俺の知っているアノ海老。
名前にまんま地名を冠したあの海老だ。
「どう見たって伊勢海老だろ!」
「見てくださいよ上野さん!真珠!真珠ですよ。
養殖で真珠ですって!」
「ソウダネー」
多分俺の目が死んでいただろう。
三重じゃん!
伊勢じゃん!
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