蒼(そう)

名:そう

形状:脇差【中脇差】

[一尺三寸以上一尺八寸未満(40cm~54.5cm)蒼は50cmを想定]

姿:百五十五せんちくらいの着物姿の女性。見た目年齢は十八くらい。目は蒼く、髪は濡れたような黒髪で、長さは肩まである。

一人称:私

二人称:呼び捨て

三人称:この子、あの人


能力:攻撃は一切しない、回復特化型。主に所有者の周りの瘴気を薄め、持っているだけで瘴気の影響が少なくなる。

瘴気や霊魔による傷(霊障)を回復できる。通常の傷や病気は直す事が出来ないが、代わりに薬が作れる。

作る薬は主に薬草と蒼の霊力を込めたもの。霊障や瘴気の緩和剤、霊力増強剤が作れ、通常の風邪薬やその他病気に効く薬も製作。主人である鴒黎れいりの店でもこの薬を扱う。かなりの値段だが、花守達には無償提供している。(これは蒼の意志)

怪我の治療もしたいと、鴒黎と小鳥遊鉠弌たかなしよういち医師に縫合や手術のやり方を教わり、完璧に出来るようになった。


その他:性格は穏やかだが頑固。口調は淡々としていて、要件しか口にしない事が多い。怪我や病気についてはとても口うるさく注意を促し、一度大怪我や病気になろうものなら全力でお説教される。

元々は人間であったが、自分の子供が病気で自身よりも先に死に、その未練から妖怪へと転生。その後「人間を守れるなら」と刀霊となった。

元々の名前は不明。契約者とは自身に名を付けてもらう事で契約する。


経緯:霊魔戦の跡地にて、鴒黎に拾われた。元の持ち主は蒼を守って戦死したようで、鞘も刀身も無傷の状態だった。「蒼」と言う名は、鴒黎が始めて蒼を見て、目の色が綺麗な蒼色だったことから名付けた。本人は蒼い目の事で生前“化け物”呼ばわりされた事があるので、綺麗と言ってもらえた事でこの名を気にいっている。鴒黎には話していない。


[私は蒼。よろしく][無茶しないで。生きて帰ってきて...]

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