お兄様、私達三人と遊んでくれませんか

一ノ瀬 彩音

第1話 私達はお兄様と遊びたい

栗原家にはご両親がいて兄妹がいます。


私達にはお兄様がいるのですが、そのお兄様が忙しくて

なかなか遊んでくれません。


私のお名前は栗原美樹クリハラミキで年齢22歳です。

職業は可愛いOLです。


私のお名前は栗原春香クリハラハルカで年齢22歳です。

職業が美人な教師です。


私のお名前は栗原晴美クリハラハルミで年齢22歳です。

職業がごく普通の地味なOLです。


そして、私達のお兄様のお名前が栗原和也クリハラカズヤ

年齢28歳、職業が某企業の社長をしているのです。


お兄様は某企業の社長をしているために私達とはお時間が取れずに

遊べないという事です。


私達はどうすればお兄様と遊べるかを考えている最中でございます。


そんな私達は今、美樹のお部屋に居て集まっているのでお話合いをする所でした。


「春香、何か思いつきましたか?」


「美樹、まだ思いついていない、ごめんよ」


「美樹は何か思いついたの?」


「晴美ね、それが思いつかないの」


「そうなんだ、美樹、春香、私もぜんぜん思いつかないよ」


「本当に困ったね」


妹達はじっくりと考えているものの、まったくもって何も思いつかないようだ。


このままだと妹達はお兄様と遊べないで終わってしまうでしょう。


「私が代表でお兄様の所へ行ってくるわ」


「春香がお兄様の所へ行くの?」


「うん」


「美樹はそれでいいの?」


「春香が行くって言うのなら、私は止めません」


「そっか」


「美樹と晴美、お兄様の所へ行ってくるね」


「うん、頑張って」


「頑張ってね」


春香は美樹のお部屋から出て行くとお兄様が居るお部屋へと向かうのでした。


お兄様が居るお部屋へと到着したら、私はドアをノックしてお部屋の中へ入る。


お部屋の中へ入るとお兄様の姿がありません。


「お兄様?」


お部屋の中を見回してもお兄様は居ない様子でした。


「どうしようかな、これじゃ代表でここに来た意味がない」


私はお兄様のお部屋から出ようとしたら、誰かとぶつかってしまって

尻餅をついてしまう。


「いったぁ~い」


私はお尻を摩りながら、見上げるとそこにはお兄様が居たのです。


「春香、ぶつかってごめんな」


「いえっ、私も不注意でしたし、ごめんなさい」


「それとなパンツが見えてるぞ」


「えっ、きゃあっ!!」


今の私の格好はミニスカートでパンツが見えている状態でした。


私はすぐさまに立ち上がってお兄様に

「お兄様のエッチですね」


「いやっ、見えているんだからしょうがないだろ」


「そ、そうですね」


私はそんな事をしている場合じゃないと思っております。


「お兄様にお話があって来たんです」


「そうか」


「あのですね、美樹と私と晴美と遊んで欲しいのです、ダメでしょうか」


「そうだな、俺も社長だから遊ぶのは厳しいな」


「そこをなんとかお願いします」


「それは無理だな、ごめん」


「そうですか」


「すまないな」


「いえっ、無理言ってごめんなさい」


私は美樹のお部屋に戻ると

「美樹、晴美、ごめんなさい」


「春香じゃダメだったのね」


「春香、大丈夫?」


「大丈夫よ、晴美」


「うん」


妹達三人はまたじっくりと考え込んでる。


こうして妹達は考えているけど、結局はお兄様と未だに遊べてない。


その後、美樹や晴美がお兄様の所へ行ってお話はするけど、お兄様からは

遊んでくれるという約束を取れないでいた。


どうすれば遊べるのかを妹達は悩んでいる。


月日は流れると妹達は三人でお兄様の所へ訪ねて遊んでくれませんかと言うと、

お兄様はなんと遊んでもいいなと言ってくれて妹達は喜んでいる。


そうやって妹達はお兄様と遊ぶ事が決まると妹達はお兄様に甘えている。


お兄様も私達の事を甘えさせてくれてとても嬉しい気持ちです。


私も春香も晴美もお兄様と遊べて心底嬉しいでしょうね。


そうする事によって兄妹という証というより兄妹愛が生まれるのでしょう。


私達とお兄様は何だかんだといって楽しい日々を過ごしています。


私も春香も晴美もお兄様と遊べる事で幸せです。

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お兄様、私達三人と遊んでくれませんか 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019

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