　この間、児童相談所に預けている子どもたちに手紙を託した。

　しかし長男は読んでくれない。ショック……！　

　何が書いてあるのか怖くて読めないらしい。現実を直視できない。

　それだけ心が病んでいるのだ。せめて(猫カレンダーのページだけは見せて欲しい)とお願いした。

　近いうち面会に行けると思ったのだが、そう簡単にはいかないようだ。

　今は連れて帰れないのに、母と子が会うのは精神衛生上よろしくないからだ。

　長男(中２)は児童心理治療施設、次男(小１)は里親に一時預かりになりそうだ。

　長男は心のケアが必要で(早めに治療を始めた方がいい)と母親の私も思う。

　児童相談所は、母親が住居を構えちゃんと暮らしていけるかどうか確かめてからでないと、子どもたちは家に帰せないのだとか。

　父親が児相や病院付近をうろうろしているから、転校になるが遠い所に住んだ方がいいのかどうか、子どもたちに相談しようと思っていたのに——。

　子どもたちに今年はもう、会えそうにない……。

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