海外リタイヤ生活

第13話海外に出て何をするか

　日本を出てフィリピンに住んでいる日本人が沢山いる。マニラ近郊に住んでいる人が多いがプエルトプリンセサに定住している人も、私の身近な人だけで8人。

　仕事をしている人もいるが、殆んどは定年退職して年金で暮らしている。

　みんな各々に趣味を持って楽しんでいる。クルマやバイク、釣り、麻雀、読書、宗教活動に忙しい人もいる。

　小さなビジネスをやっている人もいる。自分の世界を持ちつつ小さな街での、限られた日本人同士の付き合いを大事にしている。

　日本に居ても、学生時代等と比べると、年々付き合いを持っている友人が減ってくる。定年退職すると仕事関係の人との付き合いも無くなり、ますます交遊関係が寂しくなってくる。

　フィリピンに住み着いている人達は一癖も二癖もある人が多いが、個性的な人が多いので面白い。長く付き合っていくには着かず離れずの距離感が大事。人に依存し過ぎると何か有った時に、その関係の修復が困難になってしまう。

　自分の時間を持ち、それを楽しんで、他の仲間との時間を大事にする。

　何か趣味を持っていないと、海外での時間が我慢になってしまう。

　日本での趣味を持ってきてもいいし、英語やタガログ語の勉強をして、日本人以外の友達を作ろうとするのもいい。

　因みに私の趣味は、マニラに居たときはビリヤード。パラワンに来てからは、犬と遊んだり、ビーチでノンビリしたり釣りをしたり。家の中ではテレビ。ケーブルテレビで映画が一日中見られ、ディスカバリーチャンネルやアニマルプラネットで興味のある番組を毎日やっている。

　読書や小説書きも面白い。毎日が飛ぶように過ぎていく。

　日本での仕事はリタイアしたが、フィリピンでも仕事をしている。その事は、また後日。