お蔵入りの写真

先週末から、母の体調が良くなく、入院している。

すぐどうこうということはなさそうだったので、空いた時間を利用して、私は久しぶりに、母には悪いけど、妻と食事に行ったり、喫茶店に行って冷たいものを食べたりと、極力楽しむことにした。母はもう流動食でないとダメだし、車椅子なので、こういうこともさせてやれないのは可哀想だが、どうしようもない。

今朝は、6時に起きて妻と近くの自然の中を柴犬のキリの散歩に行った。

ひさびさにたっぷり歩いたので、気分もよく、帰ってからのシャワーもとても気持ち良かった。でもそのあと仕事中に眠くなり、今は睡魔と戦っている。

で、突然母の退院が今週末に決まった。良かったと思う気持ちと、また忙しくなるなあ、という気持ちで内心は複雑だ。


実はさきほど、この文章を近況ノートにして、キリの写真を添えてあげたのだが、どうも気分が落ち着かず、急遽こちらにエッセイとして発表することにした。

なぜ落ち着かないか。それはキリの後ろにダイコン、ならぬ太めのゴボウにズボンを履かせたような,私の両足が写っていたのである。

これもご愛嬌だ、と思ってあげたのだが、どうも後味が悪い。なんか、やっぱりおかしいよな。そう思ってエッセイとして出すことにした。

この写真は、キリはとても良く写っているのだが、お蔵入りになりそうだ。

残念。

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