第330話 だっこで関係改善!
スキンシップ。
これ、だいじ。
ペットは餌を与えてワクチン、虫予防していればいいってものじゃない。
ペットショップ出身のスコちゃんは、人懐こいがわたくしに遠慮している節がある。
おとといと昨日、だっこの歌をうたいながら、人間の赤ちゃんをあやすようにだっこ漬けにしたら、なんと今まで無反応だったのに、急にゴロゴロいいだした。
かわいがり方が足りてなかった。
今まで飼ってた猫はみんな自分から寄ってきて、のしかかって、遊んでいたから、スコちゃんのあっさりめな愛情表現に気がついてやれなかったのだ。
PC使っていればそばで寝転ぶし、「ん……」と甘えたいなっていうサインを無視すれば、お座りしてじーっと見つめてくるし、彼女、なんにもアピールしてないわけじゃなかった。
ひとえにわたくしが、鈍感なのでナチュラルにスルーしてたというか、スコちゃんのことをわかってなかったよね。
スコちゃんはだっこが好きみたいです。
あと、ティッシュを引き出す音にビビるのはお師匠さまんとこの柴犬くんと同じです。
シューッて、多分ヘビの鳴き声なんかと似てるんじゃないかな、猫が怒ったときのシャーッていうのも、ヘビに似せてる=危険な挨拶と聞いたことがあります。
本能的に小動物が怖がる音なんだって。
ティッシュは静かに引き出しましょう。
3
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます