第287話 うちの子が異常にかわいいという話

 2020/11/10/火曜日。

 お久しぶりです。

 ご無沙汰しております。


 こういうタイトルはだめだって、作文を習った時に先生が言ってらしたけれども。

 自分にだけわかればいいのであって、もう187話目になるのだ、後で自分から見た時に内容がわかりやすいのがいい。

 で、タイトルは『うちの子が最近可愛すぎて鼻血ものな件』ということになる(変わってるってば)


 元気なのよ。

 そしておとなしい。

 どちらかというと、一日で浮き沈みがあります!


 早朝3時から、太陽が昇るまではおとなしく寝てますけれども、朝日が出て家族が起きだしてくると、元気にそこいらを駆け回ります。

 その前に餌を与えるんですが、もしやこの餌……何か怪しいものでも入ってるの? というくらい、食べさせるとハッスルします。

 まあ、室内飼いのストレスを解消するために、魚の小骨を柔らかく処理してあるらしいので、それで気分がよくなっているならまあ、わかります。


 めっきり涼しくなってきて、10月には見向きをしてくれなかった、新しい冬用のベッドで眠ってくれてるのを見て癒されたり、またテーブルで母が帳面を開くたびにそこへ長々と寝そべるのを見て笑ったりして、そこそこ楽しいエピソードはいくらでもあります。

 ただし、スコちゃんがあまり個人情報を出してほしくないらしいのです。


 んー、んー。

 ベランダには相変わらず、干し物やちょっとした日向ぼっこをするたびに出てってしまいます。

 餌は餌場の前で座って待ちます。


 困るのは家人が出かけるときになると、一緒に玄関から出たがるんです。

 彼女は門をくぐって、そこで立ち往生するんですが、これをかき抱いて玄関に戻るとき、真新しい上着をガードレールに擦ってしまって、白い痕がついてしまう。

 思えばぜいたくな悩みです。


 上着なんて着なければこんなことにはならないし、わざわざ新しいのを着なくても、古着がいっぱいあります。

 だけれど、あったかいから今の時期にちょうどよくて。

 で、袖を真っ白にしてしまう。


 あと、最近はわたくしにべったりでもなく、居心地のいい場所を選んでくつろいでいるらしいです。

 たまに長いこと見かけない気持ちがして、探し回るんですけれど、こないだは「あれ? どこにもいない!」って真っ暗なベランダを再再再度探していたら、そんなわたくしを後ろからのぞき込んできた、というバカみたいな出来事もありました。

 でも、見つかってよかった。

 

 相変わらず、「ねんね、ねんね」「かわいかねえ」と祖母がちょっかいかけると他愛もなくヘソ天をするスコちゃんです。

 そんなとき、一番平和を感じます。

 祖母の部屋のど真ん中でどうどうと寝そべっているのを見た時は大笑いしてしまいましたが。


 にゃんこはいいなあ。

 癒される……。



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