第256話 おー! ノー! ダイエットは過酷。

 つらい。

 何がつらいって。

 スコちゃんにごはんをあげた後で、足をちゃいちゃいされて、餌場で上目遣いをされて、でもってちょっぴりだけあげたとします。


 食べた後でスコちゃん、プレート皿の前で、きちん、と脚をそろえて空っぽのお皿を見つめました。

 え? どうしてこんなに、少ないの? これっぽっちなの? という顔をいたします。

 じっとじっとお皿を見つめています。


 この、多少の間に耐えられないのです! かわいそうなの。

 だけれど、ごはんはおおよそ三時間ごとに与えています。

 今日もシーバのカリトロです。


 三スティック。

 これを八回に分けているわけです。

 おかげで、体重はちょっぴりずつ減ってきて、今5,6キロ。


 踏ん張りどころですが、お腹が減っていては踏ん張れない。

 気持ちがわかるから、かわいそうで! あーん。

 つらいよね、食べたいよね、おやつも抜きだもんね。


 私もつらい。

 けど、肥満のままでは、将来どんな病気にかかってしまうかわからない。

 猫は腎臓をやられたらお終いなの。


 うわーん。

 こればっかりは、許されてっ!

 2020/08/05/水。






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