第255話 彼女は私専門のストーカー!

 知能が人間の一歳児くらいだという、うわさは本当だというか、本当にどこへでもくっついてきます。

 別にわたくしのことが特別好きだとかいうわけではなくて、餌をくれるからいつでもくっついていたいらしい。

 食事の時はテーブルの角っこに寝そべり、TVタイムには床に落っこってます。


 で、今書庫にいるんだけれども、当たり前のように横の骨盤シートの中に収まって、「うにゅぅ?」とか、かわいく鳴いてます。

 落っこちてるときは、おなかがいっぱいなんですね。

 おなかが空いてるときは、餌場へ誘導してきて、そこから動きません。


 さっ、餌えさ! 待ち遠しいわー! って言ってるみたいな様子です。

 きちん、と脚をそろえてこちらを上目遣い。

 うん、いいのよ? キャットツリーにも上ってくれるようになってきたし。


 今日のごはんは、シーバのカリトロ。

 彩りずわいがにとクリーミーチーズ味、旨みがつおとクリーミーチーズ味、味わい鶏ささみとクリーミーチーズ味、の三本(スティック)。

 5キロの体重の子に合わせた、60グラムだけれど、ちっとも痩せないのはこのごろ遊んでいないせいかな。


 コロナ禍でおもちゃを買いに行くチャンスが減ってしまった。

 それなのに、通販で宝石の図鑑を買ってしまったりと、飼い主の行いがちぐはぐしてます。

 まあ、にゃんこ的には親切な対応なのでしょうけれども。


 でも、時々ごはんの後でフロアを駆け回ったりしてるから、ちょっと彼女も元気が余ってる。

 さて、明日の餌を用意して、幸せチャレンジ! 一年生。を書こうかなと。

 こんなにもゆったりした気分は最高! やっぱり、そばにスコちゃんがいてくれるせいだと思う。






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