第224話 2020/06/06/土 かわいいスコちゃんがおびえてる(雷に)

 今日は早朝から目が醒めた。

 理由はわからないけれど、吐き気がすごくて、体中に力が入っていた。

 緊張で、恐ろしくて、PCを立ち上げたら推敲を始めていた。

 気になることから片付けるの!

 一見脈絡はないんだけれど、心配事はさっさと取りかかる。

 それにつけても、定位置からだんだんずり落ちて、私の足元に寝転がってくるにゃんこがかわいい。

 最近、結構積極的なのよね。

 前はかまわないとすねたりしてたけど、一緒にいる時間が長いと、安心するのかしら?




 スコちゃんがよくやるポーズは、両前脚を伸ばして、うつぶせに伸びる姿勢。

 これって……私がPC打ってるときの姿勢に似ている。

 そそんなに私のことを好いていてくれてるのかい?

 うれしい。





 雷がゴロゴロいっている。

 スコちゃんが落ちつかない。



「んみゅ……んんみゅ……」



 って言いながら、安全地帯を探して、結局は玄関だったりお風呂場の前に腹をつけた。

 一生懸命、心をこめて体を撫でてあげたんだけれど、ぴゃああ! っと駆けてってしまう。

 パニックかな。


 クーラーや扇風機の方が音が大きいし近い。

 それになれたのだから、遠雷くらいは、ねえ?

 ドロドロいっているのは、確かに不気味だね、怖いね。


 でも、だから、一緒にねんねしよ?

 んね?






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