第223話 2020/06/05/金 今日もかわいいん!

 今朝は、珍しく、にゃんこにお尻をかじられた。

 空腹のとき、彼女は私の足や腿を噛むのだが、どうやら飼い主のことは非常食ととらえている模様。

 あ、食われる。

 食されてしまう。

 あかんあかんあかん!

 ちょっとだけまってねーと、ミャウミャウのパウチをハサミでチョッキンするのだった。




 昼食(ダイエタリーフード)を摂っていたら、背後でキュートな気配がしたので、手にしていたカップを置く。

 ドアの後ろで、スコちゃんがヘソ天をして、こちらを見ていた。



 ああ~~たいくつだにゃー。



 とでもいうように。

 たまらず、立ち上がり、撫でくりまわす私。

 辟易してか、スコちゃんも姿勢をうつぶせにしかける。

 ああ、写真を撮るんだった~~。

 本当に惜しいことをした。




 しあわせ~~ってなんだぁっけ、なんだぁっけ?

 シャオがとなりにいることさ^^

 シャオがペロペロしてくれる。

 シャオがペロペロしてくれる♪




 スコちゃん、毛が抜ける時期なんだな。

 お風呂に入れ、やさしくぬるま湯をちゃぱちゃぱ~~とかけてあげる。

 もう、驚かないね。

 うろうろはするけれども。

 おとなしい。

 よろしい。

 そして風呂場のドアを開けると……母の部屋に駆け込んでいった。

 まずい……飛び跳ねている。

 ベッドが塗れてしまうよ。

 あーあー、床に足跡点々……。

 遅ればせながら、マイクロ雑巾登場し、わしゃ、と表面をなでると抗議の声。



「うみゅう!」



 え、だって拭かないと、風邪ひくよ? 猫ってひかないのかな。

 でも、遠慮する。

 いやがってるの明白だもん。

 んー。

 毛がパサついているー。

 ブラッシングのタイミングがわからない。

 スコちゃん、今日はほとんど一日中寝て過ごしている。

 もちろん、私の隣で……。






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