第213話 2020/05/25/月 ぽーっとしている。

 なんだか、スコちゃんが所在なげだ。

 夜に、部屋へ行くと、ドアの前でお座りしていて、なんだか哀愁。

 ちなみにドアは開け放たれていて、私が近づくとゴロゴロいう。


 餌を成猫用にしたら、こうなのだ。

 もしかしたら、栄養不足か?

 ミャウミャウ3袋とササミ二切れに、おやつのカリカリ、歯磨き。


 足りてるのかわからないな。

 前みたいにはしゃぐのは、もう見られないのかな。

 最近は夜、ピンクのベッドでゆったりしていることが多く、昼間はキャットツリーをそこそこ使ってくれる。


 だけど、干し物するたびにベランダに飛び出て、プランターの猫草を食んでいたりする。

 祖母が洗濯は自分の役目にしているから、何とも言えないのだけれど、とにかく、ちょこちょこと窓を開け放って干しているので、そのたんびにスコちゃんは喜んで飛び出していく。

 雨戸を開け閉めするときもそうだ。


 室外機の裏手に潜り込もうとするので不思議に思う。

 そんな、無理やり入らなくてもいいじゃない?

 そんなに狭いところが好きなの?


 風呂をわかし、廊下に出たら、今日はスリッパのラックの下からこちらを見ていた。

 なでなでしつつ。

 やっぱり猫は社会的弱者の行動をとりがちだと思ってしまう。


 あと、また白猫にフードを与えてしまったけれど、前回の「おいしかったおいしかった」というのは、スコちゃんへの当てつけだったらしい。

 でもまあ、いいお友達もきっとできるから。

 つづけてみたい。






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