第142話 並みじゃないかわいさ。2020/02/15/土

 今日はね、母のベッドでゴロゴロしてたんでございますよ。

 いえ、昨日、キャットツリーを組み立てるにあたって、ですね。

 ベッドの上を、スラムにしてしまったからあー;;


 それはいいとして、よくはないのですが、母のベッド、でかいんです。

 スコちゃんも喜んで乗ってくる。

 そして、なんの弾みか、ころーん! っておなかをさらけ出してしまって。


 見ると、なんにも気にしてない顔。

 こんなの当然、というお顔。

 無防備なお顔――! きゃわゆい。


 で、しばらくころんころんしてまして。

 あんまりかあいいんで、お腹からのどまでなでなでしてたんですけど、用事が出来て席を外したあたりから、スコちゃん、「えっ」という顔をした。



 そんな(笑)。



 私だって5分も10分も同じ体勢ではいられませんからね? 人間というものはそういうものです。

 それに、遠慮なくもふもふしたら、スコちゃんだってさすがにびっくりしちゃうでしょう。

 頭からしっぽの先まで、丁寧になでなでしながら、思うんでございますよ。



 私が手加減なしにスコちゃんに接していたら、きっと今日までの関係は築けてはいなかったろう、と。

 でも、きっとスコちゃんにも思うところはきっとあり、遠慮しているところも多いのではないかと、そう思うのです。



 時にはわがままをきいてもらいたいときもある。



 けど、スコちゃんはペット!

 召使ではありませーん!



 うん、でも、まあ。



 シーバあげるから、鼻の頭、なめなめして?

 って思ってしまうのは、とめられないのです!

 いやはや;;






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