第93話 2020/01/04/土 めちゃめちゃ写メった。
今、隣の部屋でがさごそやってますが、ええ、スコちゃん。
今日はなんだかご機嫌だな。
それもこれも、昨日いろいろあったからだな。
昨日は(04/土)、ちょっとしたもめごとがあった。
パッと見は、逃げ回るスコちゃんを私が追い回してる感じ。
でも(妄想語り入ります)。
「殺したりなんかしないよ」
『うそ!』
「殺すって言ったのは、スコちゃんに惹かれてどうしようもなくなってしまう、恋心のことだよ」
『うそ! うそうそうそ!』
「うそじゃない」
『ウソ!』
どうやらスコちゃんは私の言うことを聞かないと殺されると思って、『命令』をきいていたそうな。
「おいで」も、「先に行って」も、彼女にとっては恐怖政治だった模様。
かわいそうになってね。
「ごめんね、ごめんねー」
『ウソ!』
「嘘じゃないよ、大好き大好き!」
『ウソ! ウソウソウソ!』
信じてもらうのに時間がかかりました。
追い回して何時間かして、ソファにひざ掛け毛布を敷いて、「おいで」というと、すっすっすーとその上に乗ってくつろぎ始める。
スコちゃんが、私を信じてくれた!
もー、うれしくてね。
めちゃめちゃ写メ撮りました。
スコちゃん、前よりヘソ天が大胆になりました。
まあな。
今日は熊野権現神社へ参拝して、総代の小林さんという方に参拝の仕方を習って、お参りしてきました。
その帰りに、オランダ坂珈琲館でトルコライスとレアチーズケーキのタルトを食べて、さらにららぽーと横浜にて、カレンダーと(東急ハンズ)おもちゃ類(Flying Tiger)を買いこんで帰ったから、外はもう夕暮れ。
母が、前の日に見た「未確認飛行物体」がどうのと言って、空を示すので、
「超常現象はあるあると思っていると、本当に見ちゃうから、ダメヨ」
と言い聞かせた。
母は東の空に見えた照明のようなものがUFOじゃないかっていう。
わたしは、雲間に白い月を見たが、母に言っていたら確認が間に合わなかった。
家に帰ったときは、部屋からスコちゃんの鳴き声が、にゃーにゃ―言ってて、荷物を片付けてから、呼吸を落ち着けてドアを開けた。
猛ダッシュでスコちゃんが出てきた。
うーん、変わらないなあ。
で、件の言い合いになったわけである。
小動物にはやさしくしないと、ストレスかけてしまいます。
ツイッターでスコちゃんのヘソ天をご覧になった方は、「まあ、お腹の毛が剥げて。この子はすごいストレスに耐えているのね」と思われるかもしれませんが、お腹の毛がないのは、避妊手術の時に剃ったからです。
とにかく、4日は大変だった。
「大好き」
って言ったら、スコちゃんは、
『うそ!』
って言いますからね。
ほんとだってば。
もー、私が悪いんだけれどさ。
ごめんねってばー。
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