第2話 夢...?
私が目を覚ますと、見慣れない天井が瞳に映った。
「どこ?...ここ...」
体が重たい、動かすのもしんどいくらいだ。
私が声を上げた時に歓声を上げて喜ぶ人物がいた。
「カリン!、目覚めてくれたのね!、母さん本当に心配しちゃった」
そういいながら、私を抱き締める女性に顔を向ける。
女性は20から25歳くらいの若い人物で、茶髪の長い髪が特徴的だ。
ただ、私は彼女のことを知らないが、彼女は私のことをカリンと呼んだので知り合いなのだろうか?。
「というか...、母さん?」
私は質問するように聞くと、女性は答えてくれた。
「そう、私はあなたのお母さんよカリン、あなたは四十度の熱を出して九死に一生を得たの、本当に奇跡が起きてよかった...」
大の大人が泣きじゃくるほどのことなので、私の身には相当やばいことが起きたのだろう。
その証拠に、私の体は全然動かない。
気がつくと、喉が渇いてきたので「水...」と呟いた。
母さんは水をコップに入れて持ってきてくれたので、私はお礼を言いながら飲み干した。
少し落ち着いたのでもう一度眠りにつく。
夢なので大丈夫、もう一度目を覚ませばいつもの部屋で目覚める...。
私は目を閉じると、すぐに眠りに入った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます