第409話 亀裂を巡る戦い、決着(4)
「風よ。この者たちに癒しを運べ」
第4の亀裂、アルゼンチン。アイティレ、エルミナ、刀時、ショット、冥、響斬VS魔機神の写し身3号の戦い。写し身の視界を一時的に奪ったレクナルは、魔法を使って負傷している者たち全員に向かって、回復の力を持つ風を吹かせた。緑色の煌めきを乗せた風は、負傷した者たち全員の傷を完全に癒した。
「っ、傷が・・・・・・てめえ、何者だ?」
エルミナの拳と激突し、ぐちゃぐちゃになった拳と骨が粉々になっていた右腕。それが完全に元通りなったのを見た冥がレクナルに視線を向けた。
「私の名はレクナル。君たちからすれば異世界の者という事になるな。まあ、正確には色々と違うが、シェルディアと同じような存在だと思ってもらえればいい。先ほども言ったように、私は君たちに力を貸しに来た」
冥の問いかけにレクナルはそう答えた。そして、レクナルは再び写し身に向かって矢を穿つ。写し身はバイザーから矢を引き抜いたところだったが、再び矢にバイザーを穿たれ視界を奪われた。
「取り敢えず、君たちの戦闘に関する能力の事を知りたい。1度それらを確認させてもらう」
レクナルは右手を軽く動かした。すると凄まじい風が吹き、アイティレ、エルミナ、刀時、ショット、冥、響斬が風で離れた場所へと運ばれた。風を吹かせたレクナルもその風で離れた場所へと移動した。
「・・・・・・」
写し身がバイザーから再び矢を引き抜き視界を回復させた時には、周囲にレクナルたちの姿はなかった。写し身はセンサーの範囲を広げたが、それでもレクナルたちの存在は捉えられなかった。写し身の存在意義は、世界間の境界が完全に崩壊するまでこの地の亀裂を守る事。亀裂を狙う者が退いたならば、わざわざ追う必要もない。写し身は亀裂を背にジッとその場に佇んだ。
「ふむ、追ってはこないか。あの写し身はあくまで亀裂を守る事が優先らしいな」
亀裂から離れた岩場の陰に移動したレクナルがそう呟く。もしかすれば追ってくるかと思ったが、いい方向に予想が外れた。これで情報の整理・共有する時間がある程度取れる。
「うわ、気づいたら違う場所にいた。いやー、風に運ばれるってあんな感じなんだな」
「ね。不思議で気持ちがいい気分だったよ」
「風になるってああいうのをいうんだろうな」
響斬、エルミナ、ショットはまずはそんな感想を漏らした。取り敢えず死地から離れた安心感からか、3人の言葉は少し緩めの言葉だった。
「・・・・・・助けてくれた事には感謝する。確か、レクナル殿だったな」
「ああ」
「態勢を整えるためにこの場所に運んでくれた事も感謝しよう。だが、私たちはすぐに亀裂のある場所に戻らなければならない。私たちには時間がないのだからな」
アイティレが周囲に視線を向ける。今こうしている間にも空間には亀裂が増え続けている。それは、境界が崩壊するまで残りの時間が少ないという事を示していた。
「君の気持ちは分かる。異世界の勇士よ。だが、無策で戻っても結果は同じだ。あの機械人形・・・・・・姿形から恐らくはアオンゼウの複製体だろうが、魔機神の写し身は無策で勝てる存在ではない。だから、落ち着け」
「っ・・・・・・ふぅー・・・・・・そうだな。あなたの言う通りだ。すまない」
レクナルの落ち着き払った言葉を聞いたアイティレは、大きく息を吐き自分を落ち着かせると、レクナルの言葉に頷いた。
「いい。今言ったが、君の気持ちは分かるからな」
「で、レクナルさん。あんたは俺たちをここに運ぶ前に、戦闘能力が知りたいって言ってたよな? 俺たちもあんたの力が知りたいんだが・・・・・・」
刀時がレクナルにそう言葉をかける。本題に切り込む言葉にレクナルは頷いた。
「尤もだ。互いの戦闘能力についての情報を共有しよう。あの写し身について分かっている事も教えてくれ」
「けっ、めんどくせえな。・・・・・・だが、分かったよ」
悪態をつきながらも、最初にレクナルに自分の戦闘能力がどのようなものか教えたのは冥だった。冥に続き、響斬、アイティレ、エルミナ、刀時、ショットもレクナルに自身の戦闘能力についての情報を教えた。レクナルも自身の戦闘能力についての情報を6人に教えた。
「・・・・・・なるほど。教えてくれた事に感謝する。私が聞いた限り、この戦いの鍵になるのは・・・・・・君だな」
レクナルが瞳を向けた先にいたのは響斬だった。響斬は驚いたようにその糸目を少しだけ見開いた。
「ぼ、僕?」
「ああ。聞いた限り、君の剣は目には見えないものすらも切り裂く事が出来る。それは写し身の体に施されている力・・・・・・概念無力化の力や超再生の力すらも切り裂ける可能性がある」
「いや、確かにそうかもしれないけど・・・・・・僕みたいな不確かな存在に頼るより、あなたの精神を顕す術を使えばいいだけじゃないのかな? 実際、あなた達は顕した精神を攻撃して、魔機神の意識を消し去ったんだよね。なら、また同じ方法を使う方が確実だと思うけどな」
レクナルに対し響斬は反対とまではいかないが、そう言葉を返した。だが、レクナルは難しい顔を浮かべ、こう言った。
「精神とは意思が形作るものだ。アオンゼウやイズの精神を表に現象化させる事が出来たのは、無機質ではあるが両者に意思があったからだ。・・・・・・だが、あの写し身に意思が、精神があるかと聞かれれば難しい。少し見ただけだが、あれにはどこまでも冷たさしか感じなかった」
「・・・・・・つまり、術を使っても顕す精神がないかもしれないって事か?」
話を聞いていたショットがそう呟く。ショットの言葉にレクナルは軽く両目を伏せ、首肯した。
「そうだ。あれは意思とも呼べない単調な命令で動いている可能性が高い。私たちを追撃してこないのもその証拠だ。戦闘における判断も機械的な処理に頼っているのではないかと思う」
「確かにな。あいつからは武の鼓動を感じなかった。要はあいつは戦闘用のAIみたいなもので動いてるって事か」
レクナルの推測に冥が同意を示す。冥の言葉を聞いた響斬と刀時は心底驚いた様子になった。
「冥くん、AIとか知ってたの? え、本当に言ってる? あの戦闘しか頭にない、頭の先から足のつま先まで戦いでいっぱいの冥くんが?」
「あんた、逆にAIなんだそれ的なキャラだろ・・・・・・」
「殺すぞお前ら。俺をなんだと思ってやがるんだ」
冥は響斬と刀時をギロリと睨んだ。レクナルの話をジッと聞いていたエルミナは大きく首を傾げた。
「うーん、私はあまり頭がよくないから分からないな。ただ、普通に殴っても彼女・・・・・・写し身だったかな? は倒せないって事かい?」
「ああ。イズの写し身である奴には概念無力化と超再生という2つの厄介な力がある。それをどうにかしなければ、私たちの勝機は絶望的というわけだ。その厄介な力をどうにか出来そうなのが、そこの糸目の闇人というわけだ」
「なるほど。糸目くんがその厄介なものをズババンとしてくれれば、私の拳が効くという事か。なら、頼んだ糸目くん。ズババンとどうにかしてくれ」
「え、えー・・・・・・」
アイティレの説明に納得したエルミナが響斬にビッとサムズアップする。まだ了承してもいないのに勝手に頼まれた響斬は、困り切った顔を浮かべた。
「彼が概念無力化の力と超再生の力を無効化してくれるならば、写し身を倒す事は容易だ。勝利への道は開けた。後はそれを突き進むだけだ」
「はあー・・・・・・分かった。分かったよ。僕も男だ。そこまで言われちゃ引き下がれない。何が何でも、死ぬ気で斬って見せるよ。その厄介な力ってやつを」
レクナルにまで写し身を倒すための前提にされた響斬は、大きくため息を吐き覚悟を決めた。
「感謝する。異世界の剣士よ。では、戦場に戻ろうか」
レクナルが再び風を操る魔法を行使する。そして、レクナル、アイティレ、エルミナ、刀時、ショット、冥、響斬は風に運ばれ再び写し身が守る亀裂へと移動した。
「・・・・・・」
ジッと佇んでいた写し身が顔を上げ正面を見つめる。すると、先ほど退却したレクナルたちが風に乗って再び現れた。
「よう、待たせたな。てめえをぶっ潰しに・・・・・・戻って来たぜ!」
「今度こそ、1回は斬らせてもらうぜ!」
「私もしっかり殴る」
冥は戻って来た瞬間に地を蹴り、写し身との距離を詰めた。刀時とエルミナといった近距離戦闘型の者たちも冥に続くように地を蹴った。
「・・・・・・!」
写し身は背中の魔法陣から、大量の機械の剣や端末装置を呼び出す。機械の剣と端末装置から放たれたレーザーが冥、刀時、エルミナを襲う。
「フッ・・・・・・!」
だが、同時にレクナルは弓に矢をつがえていた。レクナルが矢を放つ。レクナルが放った矢は一矢だけだったが、途中で緑色の魔法陣が現れた。矢は魔法陣を潜ると、数十にまで増えた。数十に増加した矢は、それから機械の剣と端末装置を穿ち、写し身の召喚した攻撃手段を無力化した。レクナルが使ったのはあくまで増加の魔法だけ。放たれた矢の威力は、魔法も何もない純粋なるレクナルの力だ。ゆえに、概念無力化の力は働かなかった。
「おらよッ!」
「フッ!」
「いくよ」
レクナルが機械の剣と端末装置を無力化したため、冥、刀時、エルミナは写し身に接近する事に成功した。冥は闇纏う蹴りを、刀時は右袈裟の斬撃を、エルミナは右のストレートを写し身へと放った。
「・・・・・・!」
写し身は3人の攻撃を避けると、右腕を実体剣に、左腕を光刃に変えた。そして、翼から極小の刃の群れである青い煌めきを出す。瞬間、どこからか弾丸が飛来し、写し身の体を撃つ。だが、弾丸は写し身の体を貫く事は出来なかった。
「やっぱ効かねえか。仕方ねえ、役割を狙撃手から賑やかしに変えるか。路肩に落ちてるイカした空き缶になるぜ」
写し身を狙撃したショットは自分が役立たずであることを悟ると自虐的に笑った。レクナルはチラリと響斬を見るとこう言葉をかけた。
「私は前衛の3人を援護しつつ、アオンゼウの写し身を攻撃する。君が集中する時間は稼ぐから、概念無力化と超再生の力の事は頼む」
レクナルは一方的にそう言うと、弓を引きながら駆けて行った。
「本当、いつの間にか超重要な役目を任されちゃったな・・・・・・僕、将とか切り札とかそういう柄じゃないただの野良剣士なのに。・・・・・・でもまあ、やるって言ったからね。斬ってみせるぜ。その2つの力を」
響斬は大きく息を吐き意識を集中させた。そして、目を閉じる。意識するのは右手の刀。斬るべき対象である、写し身の体に施されている概念無力化と超再生の2つの力。
(形のないそれを斬り裂く。イメージしろ。強く強く。目には見えないものを斬る。普通は無理だ。だけど、今のぼかぁ人ならざる身。斬れないものくらい斬らないとだよな)
響斬は深く深く意識を更に集中させ、斬るという一念を研ぎ澄ませた。自身の『拡大』という概念をより拡張し強化する。
「・・・・・・!」
写し身は冥、刀時、エルミナ、レクナルを相手にしながらも、魔法陣から再び大量の機械の剣と端末装置を呼び出した。それらは主に前線の4人に襲いかかったが、いくつかは後方にいる響斬、アイティレ、ショットも攻撃した。
「やらせん」
だが、レクナルが矢を放ち機械の剣と端末装置を撃ち落とす。当然、後方に向かっていたものも。しかし、レクナルは1本だけ機械の剣を撃ち漏らした。機械の剣は集中し無防備になっている響斬へと襲い掛かる。レクナルは「っ、避けろ!」と叫ぶが、集中している響斬にその声は聞こえなかった。響斬はその場に留まり続ける。
そして、剣が響斬を貫き――
「ぐっ・・・・・・!?」
――はしなかった。アイティレが響斬を庇い、剣をその身で受け止めたからだ。赤い血が大量に飛び散る。アイティレのその傷は間違いなく致命傷だった。
「っ、アイティレちゃん!?」
「あれは・・・・・・痛いな」
その光景を一瞬だが見た刀時とエルミナがそう反応する。だが、2人は写し身と近接戦闘を行なっている途中だ。それ以上はアイティレに構う事が出来なかった。
(まさ・・・・か・・・・私が・・・・闇人を・・・・庇うこと・・・・に・・・・なるとは・・・・な・・・・・・)
剣に貫かれたアイティレはチラリとその赤い目を後ろにいる響斬に向けた。響斬は極度の集中のためか、アイティレが庇った事にすら気づいていない。
(だが・・・・これでいい・・・・勝つため・・・・世界のため・・・・だ・・・・その正義のためなら・・・・私は・・・・私に出来ることを・・・・する・・・・)
それが正義を謳いながら、スプリガンを、帰城影人を殺そうとした自分に出来る償いだ。大義のために全身全霊でこの身を尽くす。アイティレは激痛をその身で受け止めた。
「・・・・・・よし、行ける」
精神を研ぎ澄まし終えた響斬が薄く目を開く。響斬は目の前で血を流しているアイティレに気付き、驚いた顔を浮かべた。
「っ、君・・・・・・」
「気に・・・・する・・・・な・・・・それより・・・・準備は・・・・出来た・・・・のか・・・・・・?」
「・・・・・・ああ。おかげさまでね。ありがとう」
状況を察した響斬はただ一言アイティレに感謝の言葉を述べた。アイティレは「なら・・・・いい・・・・」と言うと、自分の体に刺さっている剣を引き抜いた。「がふっ・・・・・・」とアイティレが言葉を漏らし、大量の血が流れ落ちる。
「癒しの風よ」
瞬間、レクナルが魔法を使いアイティレに治癒の効果を持った風を届ける。その風の効果でアイティレの傷は修復された。
「さて、今からあの
「準備が整った! 各自1度散って各々の最大の攻撃を放てるようにしろ!」
回復したアイティレが前線にいる者たちに指示を飛ばす。アイティレの言葉を聞いた者たちは、ギリギリまで写し身の注意を引き、一旦周囲に散開した。
「「私は光を臨む。力の全てを解放し、闇を浄化する力を。光臨」」
アイティレとエルミナが光導姫としての全ての力を解放する。光導姫にとって最大の攻撃は、光臨状態でしか使用出来ないからだ。アイティレは響斬を凍らせないように離れると、両手の銃を写し身に向けた。エルミナも右の拳を天へと掲げる。冥も右手に闇を集中させ、刀時も刀を構え、レクナルも普通の矢で写し身のバイザーを射抜くと、特別な魔法を込めた矢を創造し、弓を引いた。
「いいみたいだね。よし、じゃあ行くぜ。響けば斬る。我流、奥義・・・・・・」
次の瞬間、響斬の姿が消え、チンと鈴の音のような音が響いた。それは響斬が刀を鞘に戻した音だった。
「『響斬』」
いつの間にか、写し身の背後に移動していた響斬がそう呟く。瞬間、写し身の体に右袈裟の大きな斬撃が刻まれた。写し身が十全な状態ならば響斬の奥義の速度に対応できたかもしれないが、レクナルに視界を一時的に破壊されていたため、写し身は響斬の攻撃を避ける事は出来なかった。
「・・・・・・!?」
写し身の体に刻まれた響斬の斬撃は消えなかった。それは超再生の力が働いていないという証拠。そして、それは概念無力化の力も働いていないという証拠でもあった。
「よくやったぜ響斬! 流石だ! さあ、ぶっ壊れろ!
「――
冥とエルミナが最大威力の拳を写し身へと放つ。黒い闇纏う冥の拳が写し身の背部に、鋼色の光を纏うエルミナの拳が写し身の腹部を穿つ。両者の拳に挟まれた写し身の体は、凄まじい衝撃と共に大きくひしゃげた。
「おらッ!」
「早いが賑やかし卒業ってな」
次に刀時が両腕で剣を握り上段からの剛剣、剱原流剣術『装斬』を放ち、写し身に深い斬撃を与えた。ショットもひしゃげた写し身の部位を狙い、狙撃する。壊れた箇所を狙ったので、ショットの放った弾丸は貫通した。
「虚無へと還るがいい。アオンゼウの写し身よ」
レクナルが白い魔法の矢を放つ。矢は写し身の胸部へと突き刺さる。レクナルが放ったのは真実の矢。遍くモノを強制的に本質へと顕す矢。レクナルは機械人形の本質を、無機質な虚無と定めた。結果、穿たれた写し身はその体を無機質な虚無に引き摺り込まれる。現象としては、写し身の体は徐々に虚空へと消えていった。
「皆、私の射線上から退け! 我が正義、我が銃撃、我が氷、我が光よ。
最後にアイティレが最大浄化技を放つ。アイティレの銃の先から全てを永久に凍らせる光の奔流が放たれる。光は写し身を呑み込んだ。各々の最大威力の技を受けた写し身は、やがて小さな氷を乗せた風となって消滅した。
「勝った・・・・・・かな?」
「・・・・・・ああ、そのようだな」
「やったね。みんなの力の大勝利だ」
「よし、これでスプリガンのいる敵の本拠地に行けるな。ゾクゾクするぜ」
「相変わらずの戦闘狂っぷりだなあんた・・・・・・でも、気持ちは分かっちまうんだよな」
「いやー、みんなマジで凄いぜ。でも、狙撃が効かない奴とはもう戦いたくねえな・・・・・・」
「・・・・・・写し身とはいえ、概念無力化と超再生の力を持つ機械人形を消滅させる事が出来るか。異世界の者たちの力は侮れないな。これならば、本体にも・・・・・・」
響斬、アイティレ、エルミナ、冥、刀時、ショット、レクナルがそれぞれの感想を漏らす。アイティレは勝利の余韻に浸る事なく、光臨を解除すると写し身が守っていた亀裂へと近づき、ソレイユから預かった符を亀裂に貼り付けた。
――第4の亀裂、アルゼンチン。勝者、『提督』アイティレ・フィルガラルガ、『鉄血』エルミナ・シュクレッセン、『侍』剱原刀時、『狙撃手』ショット・アンバレル、『狂拳』の冥、『剣鬼』の響斬、『真弓の賢王』レクナル。こうして、第4の亀裂を巡る戦いは終了した。
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