第26話 佐奈はエッチでした
佐奈は私を何処へ連れて行こうとしているかは知りませんが、
どっちにしても行く先を決めるのは佐奈なので私は何も言えません。
「楓、しっかりとついてきてね」
「うん」
先頭を歩く佐奈の後を私はついていきますが、何処へ行くのかが
気になっているのは事実ですが、そんなことを考えていても
仕方がないと思っております。
佐奈はどんどん先に進んでいくと、私はついていくので精一杯なので
余計な事を考える事は出来ません。
そうしていると佐奈が
「楓、ついたわよ」
佐奈が着いたというから、私は周りをキョロキョロしていると佐奈が
「目の前に大きな建物があるでしょ」
「目の前?」
私は目の前を見てみると、確かに大きな建物がありますがここでどんな事を
するのでしょうか。
「ここの大きな建物でどんなことをするの?」
「それは中へ入ってのお楽しみね」
「うん」
私と佐奈は大きな建物の中へ入ると受付があるので受付の所まで行くと、
「すいません、2名です」
「かしこまりました」
佐奈は受付で色々と済ませると私にこう言ってくるのです。
「お部屋へ行きましょう、楓」
「うん」
私と佐奈はお部屋へ行こうとしていたら、佐奈が
「そろそろお部屋に着くわね」
「うん」
お部屋の前に到着すると佐奈が鍵を開けて、ドアを開けて私と佐奈はお部屋の中へ
入って行きますが、このお部屋の中が普通というか怪しいというか、
よくわからないです。
佐奈は内側から鍵をかけると私にこう言うのでした。
「ここは私のプライベートルームなの」
「プライベートルーム?」
「そう、私の専用のお部屋」
「それってつまりここで何をするの?」
「楓を可愛がるのよ」
「う、うん」
佐奈は私に近づいてくると私の唇に口付けをしてくるのですが、
その口付けがいつもとは違って濃厚な口付けでした。
何度も何度も濃厚な口付けをしてくる佐奈に私は何もしないで
じっとしている事にしています。
そうしていると佐奈は
「楓の唇って柔らかいし、気持ちいいわね」
「そんなことを言わないで」
「楓、可愛いわよ」
「あ、ありがとう、佐奈」
佐奈は服の上から私のお胸を触ってくるけれど、私は抵抗もせずに
いると佐奈が
「どうして抵抗しないの?」
「どうしてって佐奈の思うようにしてもらった方がいいかなって」
「そういうことね」
「うん」
佐奈はまだ服の上から私のお胸を触っているだけでしたが、
いきなり揉んでくると私はびっくりしているのです。
「佐奈、揉むのはちょっと」
「そうね、やめましょうか」
「うん」
佐奈は私のお胸を揉むのはやめてくれましたが、それでも
佐奈はエッチな目つきをしていて怖いというか、恐ろしく見える。
「楓って異性とのセックスの経験はあるの?」
「セックスなんてしたこともないよ」
「そうなのね」
「佐奈はセックスしたことがあるの?」
「そんなのあるわけないでしょ」
「良かったよ、セックスの経験があるのかと思ってた」
「何を言っているのよ、セックスなんて気持ち悪くて出来るわけないの」
「そうなんだ、よくわからないけどね」
「セックスというのは男性と女性で性行為をするわけだけど、
そのどこがいいのかは知らないし、知りたくもない」
「そこまで言わなくてもいいと思うけどね」
「私が興味あるのは女性だけなの」
「えっ、そうなんだ、初めて知ったよ」
「興味があるのは女性だけど、特に楓みたいなのが好みね」
「えっ、えっ、えっ、恥ずかしいよ」
「楓は私にとっての支えでもあってかけがえのない存在なの」
「そこまで言われると照れるよ」
佐奈は私の事をそんなふうに思っているとは思わなくて
それがとても嬉しくてしょうがなかった。
それにしても佐奈はどうしてここまで私に執着するというか、
こだわると言うか、私に色々としてくれるのかな。
私は佐奈の事が大好きだし、離れるつもりはもうないけれど、
佐奈の気持ちもよくわかっているので一緒に居たいです。
きっと私に色々としてくれるのは私と同じ気持ちだからに
違いないと思います。
それはそうと佐奈はエッチというのがよくわかると同時に
どうしてそこまでエッチなのかは知りません。
ここは本人に直接聞いた方が早そうな気がします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます