第2話 ピチュー兄弟

なんだこれ?


外に出るとそこにはどこかで見たようなキャラクターがいた


「ポッポー」


あれってポッポか?しかも結構飛んでる


仕事のことなど忘れ、辺りを走ってみたら

イワンコを散歩している奥さん、ピカチュウと遊んでいる男の子


自分の頬を叩いてみたら、普通に痛いし夢でない感覚もしっかりある。


「やべえやべえやべえやべえ!!!俺ポケモンの世界きちゃったやつ???ジグザグマ6体ゲットしてものひろいできんのたまとかゲットしまくって換金したら生活費浮くじゃん!!!いやいや、ポケモンバトルでぐるぐる目にしてエッチなことしたいな~」


そう思いながら自転車に乗ってとりあえず探検してみた。

道中でモンスターボールを3つ、傷薬を見つけ頭の中ではぐるぐる目しか頭になかった。


すると、


「ピチュピチュー!!」


ピチューが走ってきた、それも逃げるように。

どうやらデルビルに追いかけられてるようだ。


「これってピチュー兄弟か、まじか、俺の一番好きなポケモンがピチュー兄なんだよなぁ。しかも鳴き声アニメで聞く声そのままやん、やば」


後を着いていくことにしたが、ポケモンの攻撃を食らったら危険だ。サトシみたいなマサラ人を普通の人間と比べたら駄目だからな。


「でるる・・・」


どうやらデルビルはかなり怒ってる模様。おそらくお決まりの昼寝の邪魔をしたのだろう。


「あのデルビルをなんとか追い返したいけど、カビゴンが近くにいたらうまく下敷きにできるが、今回はいないか。水タイプ系の攻撃を何かで作れれば・・・ん?あそこにセブンが」


デルビル「デル!デルデルデール」(追い込んだぞガキども、また昼寝の邪魔しやがって)


弟ピチュ「ピチュ・・」(行き止まりだ)

兄ピチュ「ピチュ!ピチュピ!」(こうなったら電気ショックだ)


ピチュー兄弟が技を出す瞬間


「今だ!!!食らえデルデル!!」


思いっきり振ったコーラにメントスを大量に入れて俺はコーラをデルデルにぶっかけた。


「デェェェェ!!!」


デルデルからじゅわっという音と大量の泡で、デルデルはびっくりして走って逃げていった。


「ふぅ・・成功して良かった。大丈夫か?君たち」


ピチュー兄弟「ピーチューピーチュー!」


何て言ってるかわからなかったが喜んでるように思った。


(よし、助けたお礼を利用してこのピチュー兄弟をゲットしてぐるぐる目にしてエッチなことをしよう)


俺は心の中で少し思い出した気がした。これが、無限月読の世界なのかもと


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