乙女心
ドキドキが止まらない。
心音が伝わらないか不安で仕方無い。
不器用だけど、それでも優しいあの人に憧れていた。
でも、そんな気持ちに憧れ以外の名前を付けるのには時間は要らなかった。
いつの間にか、あの人を好きに、あの人に好きになって欲しいと思う様になってしまった。
「巽が好きだ。」
そんな事を言って欲しい。
ズキズキ心が痛い。
三人が五里松先輩を敬愛………好きなのは知っている。
でも……私が一番好きなのに!
皆視線を送ったり、目の前で争って見せて………何だって言うの⁉
世界で一番五里松先輩を思っているのはこの結子。私なのに!
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