第四話 表示される広告②
今日はハードによって表示される広告の違いを調べてみました。
私のカクヨム環境はすべてPC。
事務所で使っているものの他に自宅用、移動時用と三台あります。昨日の時点で端末により表示される広告が異なることが分かっているので、それの再確認と実験を試みました。
1.事務所のパソコン
・月曜日(28日)に仕事で検索した事項に関連した広告の表示率がダントツに高い。
・検索事項とは異なるものの、仕事関連の項目がほとんどを占める。ただし直接的な関連はなく、かなり広範囲な分野。
・少数では経営、投資、顧客管理、オンラインゲームなど。
・Yahooのトップ画面では、同じ仕事関連でも求人や物販が表示されるが、カクヨムでは事例なし。
2.自宅のパソコン
・仕事関連もしくは、マンション購入や購入資金ローン、不動産売買など。(購入計画はないが、マンション名を検索したことがあるからか?)
・少数では旅行関連(九月の連休に旅行へ行った際にネット申し込み)、オンラインゲームなど。
・Yahooではギター類の販売が常時表示されているが、カクヨムでは事例なし。
3.移動時用のパソコン
・仕事関連が最も多いものの、他の二台に比べて占有率は低め。
・アニメやゲームの他、通信環境乗り換え、健康補助食品などが少数表示。
こうして見ると個人的な嗜好がかなり明らかになってしまいますが、やはり何らかの個人情報に基づく表示ではなく、ハードによって表示内容が異なると言えます。
そこで3.のパソコンでキャッシュとcookieを削除してから、カクヨムにアクセスしてみました。再ログイン作業など、パスワードを忘れていたりしてかなり面倒でしたけれど。その結果がこちら。
3.cookie削除後
・仕事関連の表示は無し。
・求人(派遣)やセブンミール、家事サポート、ラノベ、ゲームと多岐にわたる。
以上のことから、サイト等の閲覧時に生成されるcookieが影響していることが分かりました。調べてみると「行動ターゲティング広告」と呼ばれる手法で、GoogleやYahooなどでも使われています。
上記2社の場合は行動ターゲティング広告を無効にする方法がある(ただし、広告は表示される)ようですが、カクヨムで同様の対応をしているかは不明です。確認した限りでは、切り替えを設けていないようですが。
今回の実験のように自分でcookieを削除する方法もありますが、上述したように他のサイトへのIDやパスワードの保持も解除されてしまうため、面倒な作業が生じてしまいます。
もう一点、今日の調査で得た推論があります。
カクヨムのスポンサー総数がまだまだ少ないであろうということ。
同様の手法を採っているYahooでは表示される種類の広告が、カクヨムでは表示されていません。おそらく同種のスポンサーが登録されていないため、当然ながら表示されないということだと思います。
カクヨムのプログラムがどの程度のPV数で稼働するのか不明な段階では、スポンサー側の立場としては費用対効果を考慮して参加に踏み切れない、という判断も当然です。
広告を見る側(私たちユーザー)としては、より多くの媒体から情報を得ることでメリットも生まれます。そのためには広告表示の参加者を増やし総PV数が増えることがスポンサーに対して最も効果的なのですが、現状では難しいのかもしれません。
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