卯月レン

プロローグ



バキッ!!

ガン!!


私は柱に頭をぶつけた。


「痛いよ、お母さん・・・やめてよ」

私の頭からは血が流れた。


「あんたが言うこと聞かないからじゃない!」

髪の毛をつかみ、振り回す母親。


「あんたなんて産むんじゃなかった!!」


私は母から嫌われている。

ううん、殺されそうになったこともある。


幼少期の頃からずっと虐待を受けていた。

現在もそう・・・・。





















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