第2話 争奪戦

私はお部屋の中で高級そうなベッドの上で座りながら、

じっくりと待っているのでした。


しかし、待っていても誰もお部屋へ来ようとはしません。


これは一体どういう事なのでしょうか。


私自身もどうしていいのかがわからずにいるとベッドの上で

横になると目を閉じて眠ってしまうのです。


しばらくしてお時間が経過すると、私は目が覚めて起き上がると

そこには4人の使用人が立っているのでした。


その後、4人の使用人は私と恋をしたいために争奪戦が始まります。


恋をするためには他の人をどうにかしないといけません。


ファミラスとミリアムとサラとミラは私と恋をしたいから、

争奪戦をしている最中でした。


ファミラスはミラに近寄るとメイド服に手をかけてメイド服を強引に

脱がしてしまうのです。


そんな事をされたミラはファミラスに

「きゃあっ、ファミラスは何て事をするのよ、エッチ!!」


「あはははっ、ミラにはお似合いの格好ね」


「もうっ、許さないからねっ!」


ミラはファミラスに歩む寄るとファミラスの唇に口付けをするのでした。


そうしているとファミラスはミラに

「私と初めての口付けをよくも」


「ざまぁみなさいよ、ファミラス」


「せっかくアイラ様との口付けをするためにとっておいたのに」


「それは残念でしたね」


ファミラスとミラの私との恋の争奪戦はまだ続いている。


その頃、ミリアムとサラはというと…………。


「サラ、私がアイラ様と恋をするのよ、邪魔しないで」


「ミリアム、アイラ様と恋をするのは私よ」


二人は睨み合っているものの、その場から動こうとしないで

言い争っている。


「ミリアムって貧相な身体しているよね」


「貧相って何よ、サラなんてデカ乳じゃない」


「なっ、デカ乳とは何よ、これでも誇れる胸なのよ」


「そんな大きな胸なんてアイラ様が気にいるわけじゃないよ」


「ミリアムの貧相な身体だと何も出来ないよね」


「何て事を言うのよ、これでも使用人として頑張ってるのよ」


「よく言うよ、使用人のお仕事をしてていつも途中で休憩してるくせに」


「それをアイラ様の居る所で言うなんて最低ね」


「最低じゃありません、これもアイラ様と恋をするための作戦よ」


「サラには負けないからねっ!」


「私もミリアムには負けません!!」


ファミラスはミラと私との恋をするための争奪戦をしてて

ミリアムはサラと私との恋をするために争奪戦をしている。


4人の使用人が私と恋をするために争奪戦をしているのを見ていると

とても愉快で楽しいと思うのでした。


私と恋をするためにここまでしてくれるなんて私は嬉しい限りです。


結局、その後も4人の使用人による恋の争奪戦は終わる事はありませんでした。


翌日になると私は4人の使用人にある提案をする事とします。


争奪戦を見るのは楽しいけど、私は争い事は好みません。


なので私は4人の使用人に公平に恋をしましょうという事を伝えた。


そうする事によって平等に恋が出来るからです。


ファミラス、ミリアム、サラ、ミラの4人は全員一致で

それでいいと言ってきました。


これで争奪戦を見なくて良くなるのと私はホッと安心します。


しかし、争奪戦が見れなくなるのは少し残念という思いがあります。


それでも恋をしたいという人が4人もいるので私は全員と恋をしたいです。


果たして、私はこれからどうなるのでしょうか。

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