独歩社喧騒録

木魂 歌哉

注意喚起、そして……独歩社とは?

※ この物語は実在する人物たちとはあまり関係ない為、少し名前を変えさせて頂いております(しかもかなり人数も少ない)。





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 「独歩社どっぽしゃ

 一九〇六年、る男が一つの出版社を創立した。名を「独歩社」と云ったその出版社は、創立者が亡くなる一年前である一九〇七年に結局破産してしまい、今現在人々から忘れ去られてしまっている。


 だが、この出版社が社会に果たした役割は実は大きい。出版、ジャーナリズム、美術、学問など、様々な分野で活躍し名を残した人々の母胎ぼたいとも云える会社ところだったからだ。


 創立者の名は国木田独歩くにきだどっぽ。自然主義文学の先駆者せんくしゃである。

 (主な著作に「武蔵野むさしの」「牛肉と馬鈴薯ばれいしょ」「忘れえぬ人々」などがある。)

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