第7話 サンタクロースは仮の姿っ (全然話進んでないです。)
「おおおぬしらか待っておったぞ一緒に食うか?何なら酒も飲むか?昼間から飲む酒は格別だからのぉ~ふぉっふぉ」
どうやら自分たちのことは周知の上でBBQをしていたらしい。
「い、いや自分たち未成年なのでお酒飲めないです。」
ゆんさんもコクコクと頷く。
「なんじゃ?ミセイネンとは?とにかく飲まんのか。つれないの~」
おかしいひとまず自分の認識では地球のどこかの国であれば、年齢は違えど、どの国も飲酒に対しての何かしらがあるはずだ。そんなことを考えつつ黙っていると急に自分に声がかかる。
「そうじゃあれの使い方を教えてもらったら良いのではないか?」
「そうじゃなそれはいい考えじゃ」
なんかサンタがこそこそしゃべってる。
「そこのお主やこのビールサーバーなるものの使い方わかるかの?わしらが使うと泡しかたたんのじゃ。」
そういって、ちらりとビールサーバーをこちらに見せてくる。いや業務用のデカイ奴じゃん。
正直言って使い方がわからない訳ではない。これと同じ仕組みのものを自分は知っている。なんだったか。あぁウォーターサーバーだ。あれみたいにコップを注ぎ口みたいなところに置いて、レバーを前に倒せばビールが注がれるはず。
「出来なくはないですけど…」
そう答えてみる。すると遠慮しがちにこちらを見ていたサンタの目が輝いたかと思うと、気づいた時にはサンタに囲まれている。いやお酒で目のいろ変わりすぎでしょ。
「ひとまずやってみてくれ。」
そう言われ手にジョッキを持たされる。よく飲食店で、見かけるようなやつだ。ちなみに余談だがこのジョッキは一個500円くらいでショッピングセンターに売ってたりする。自分はジョッキに氷を入れて、炭酸を入れて飲むことにはまっていたりする。まぁだからおっさんとか呼ばれたりするんだけど…
なんかジョッキの壁にビールを伝わせて入れるっていう勝手なイメージがある。ひとまず入れてみることにする。
【トクトクトクトク】
黄金色の液体が注がれて行く。そして注がれると同時にサンタたちの目が輝いてゆく。まるで好奇心という塊でできた子供のように。
「「「「おぉおお~」」」」
注ぎながら考える。このサンタのコスプレしたおじいちゃん。恐らく地球人ではない。しかもここどこ? 改めて考えるといろいろと腑に落ちない点がある。
..........
「お主、お主よ。ビールが垂れてるぞぃ」
言われて気づく。ビールの泡がこぼれて地面に軽い水溜まりができている。
「す、すみません」
急いでビールを止める。
サンタの1人が不思議におもったのか、自分に質問を投げ掛けてくる。
「どうしたのじゃ?」
条件反射で聞いてしまう。
「あなた方は一体誰なんですか?」
「今までわかってなかったのかの?カミに決まっておるじゃろうが。」
〰️〰️〰️
どうしてもお酒の下りを入れたかったんです。話が進まずすみません。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます