第12話 機械オンチ
機械は苦手だ。
携帯の機種変更に行き、店員の説明についていけずにいたら、気付かないままキッズ携帯を契約してしまったことがある。
まだシニア携帯じゃなくて、よかった。
パソコンを触れば、フリーズする。
印刷ボタンを押せば、宇宙からの謎のメッセージみたいな、エラーが印刷される。
大学のラボで、私の卒業論文だけがなぜかうまく印刷できず、「締切に間に合わない!」とその場にいた全員を巻き込んで大騒ぎした記憶がある。
自動ドアに挟まれたことがある。
普通に歩いていただけなのに…?
機械は、私をからかって遊んでいるのだろうか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます