第23話 執筆状況のあれこれ(4)
執筆と言うか、近況を。
私の仕事関係でごたごたがあって、ここ数日はろくにPCの前に座ることさえ難しい精神状態でした。なんと言いますか、創作の時間に邪悪な感情を持ち込みたくなかったのです。
私にとって創作は――それが何であれ、何かを創るという行いはとても神聖なものです。消費するのが文明人の性であるのなら、創造はその対極ある。創作者は消費者でありながら、ただ消費するだけの人間とは一線を画す存在。で、あってほしい。
だから、こういった邪な感情のまま文章を書くことは戒めなくてはならない。
古の文豪がそうであったように、そういった精神的エネルギーのうねりは時として作品を書き上げる原動力となるでしょうが、私程度の凡才の、ただの感情をぶつけた愚痴など、せっかく目を通してくださる読者様に申し訳が立ちませんから。
――あンの糞どもがあぁぁぁ(漏れてる漏れてる)
そして、そんなささくれだった心を落ち着かせるために――つい、十万円近い個人的な買い物をしてしまった。ああ、薄給の身分で何をやっているのか。Switchと剣盾買って友人とプレイしてもよかったじゃないか。来年発売の聖剣3リメイクの軍資金にしてもよかったじゃないか。
心の傷を物欲で埋めるあたり、私もまだまだ未熟です。高尚な存在には程遠い。
とりあえず、ぼちぼちやっていこう。
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