創作活動におけるあれやこれや

白武士道

第0話 なんでこんなものを

 ――書こうかと思ったのか、まずはそれから触れてみよう。


 ある時、白武は思った。

 近況ノートでは限界があるな、と。


 私的にブログなども書いているが、活動の拠点をカクヨムに移行してからはブログはあまり更新していない。情報媒体として時代遅れというのもあるが、私の心境的にブログを書く暇があるなら少しでも小説を書きたいという気持ちが大きくなっているのだろう。

 ただでさえサボり癖のある私。このやる気に満ちた期間は貴重である。

 いや、本当に貴重なのよ。

 私の物書き仲間たちは、私の怠け者具合をよーく知っている。だから、ここ一年の私にはきっと驚愕していることだろう。


 とはいえ、もともと私はヲタクなのだ。

 たまにはヲタクな内容も書きたいし、読み手からすればどうでもいいような執筆上の拘りなんかも書きたいし、たまには自分語りだってしてみたい。


 しかしながら、近況ノートは創作活動や読書日記などを記す場所であり、それ以外の内容を書くには非常に抵抗を感じる。


「作家なら作品で語れよ」という友人Sの諫言がどこからか飛んできています。

 ああ、耳が痛い耳が痛い。ちょっと血ィ出てへん?


 そんなことをぼんやりと考えていたら、ある時、

「エッセイ書きましょう!」と言ってくれた御仁がいる。


 じゃあ、書いちゃおう。

 影響を受けやすい私は、見事にその甘言に乗ってしまったのだった。まる。


 ……ところで、エッセイってどう書くんだろう?

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