八話

今まで、ありがとうございました。



こんなに長く、僕の相手をしてくれた人は…



あなただけでした…









私も、この竜には怨みを持ってた。


あれから毎日ね。

忘れたことはないわ…



でもさ…

女ってさ…弱いよ…



己の一分を貫く男に。



馬鹿にされても…

毎日罵られても…



じっと堪えて一分を貫き通す。


何年も…何年も…




いつも勉強道具ですと言って、大事に背負ってた袋から…



紅蓮の双剣を取り出し…



あいつは風翔龍に向かって行った。







死ぬ…死ぬよぉ…








そんな闘いを私に見せたわ…

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