十二人目 BLADE
一話
おや。
どうしたんですか?
珍しいですねえ。
ん?今まで書き記した紙を無くしたと?
馬鹿ですね。
救いようがないと、言えるかも知れませんねえ。
怒ってないかと?
いえいえ。
馬鹿には興味ありませんからねえ。
まったくと言っていいほどにです。
まあ私もね、今日はたまたまですが…
暇が出来ましてね。
話してもいいのですが。
馬の耳に念仏…
だけは御免こうむりますよ?
ふふ…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます