八話

その後…


一升瓶を肩に担いで、奴は街を捨てた。





だがよ…

不思議なのはここからなんだ。



俺も飲み過ぎたか…



おい…

酒…新しいの卸してくれよ…








オギャ…



あ?呑みすぎか~



オギャ…オギャ…



こんな…山ん中に…

ガキが?



オギャー!オギャー!



おいおい!マジかよ!


お前のとうちゃんとかあちゃんは…



やっぱり死んじまったか…





オギャー!





うるせえ野郎だなあ。

俺と一緒に来るか?





キャッ キャッ






はは…

分かりやすい奴だな。



お前のせいで…


みんなまだ来るなって言ってるぜ…








本当の約束はこれが…


始まりなんだ。

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