五話

一人がギルドを去った時……


色々と陰口を叩く奴がいたんだがな。






アイツは狂ってる。


由緒正しいギルドにはいらない。


何でも殺したいだけだろう。居なくなって良かったな!ハハハ!







始めは残った一人もよ……

親友の悪口言われて怒ってた。




だが……

もう奴は俺の前から消えたんだと……


俺とは……

縁を切りやがったんだと……


そう思い込もうとしてたなあ。


いや……

孤独な時がそうさせたのかも知れん。



口では、友が大事とか言うがな。


それでも肝心な時に逃げちまうような…


馬鹿の一つ覚えも少なくねえ。




仕事……金……自分。



そんな前では…

友達なんて…


酒のつまみにもならねえ。



結局、奴らもそんなもんかと…


俺も思ってた……

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