二話

あたしには何もない。




親も、親戚も、友達も…


師匠とかもいないし…

恋人なんか考えた事もなかった。


夢や希望なんてのも、興味すら出て来ない。


毎日ボケーッと暮らしたいけど、タダじゃできないしね。



特にやる事もなかったし……狩人をやって見た。




簡単……

つまんない。



危険だとか、無謀だとか言われたけどさ。

本当かな。



でも、まあお金入るし…


またお金なくなったら、適当に狩りをする。




これの繰り返し…



ただこれだけの…

面白くもなんともない…


毎日だったんだ。

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