第115話 クロノ国は凄く発展して居った

別れを惜しむコロ達の、ペロペロベロンチョ攻撃、ヒミコ、タマモは何とも無いが、小助は命に係わる、土産にもらった大イノシシ5頭を収納して飛び立った。


「「「「「「「「ウォーーーーーン」」」」」」」」


遠吠えを響かせて、わしの後を追い掛けてきおる。


「コロ!!クロノの帰りに、また寄る、待って居れ」


コロ達が引き返し、帰って行く。

「解ったようじゃな」



クロノ城下町、凄く発展してる。

「小助!頑張ってるようじゃな!!」

「マンバ神様生家って、宣伝広めたら、こんなになったよ」

「そうか、上手くやったな」


「マンバちゃん、それだけじゃ無いよ、港を拡大工事して、列島経由ボンテン島の先、南大陸巡航船の運行事業を始めたよ」


「小助ヤッパ豚まん親父引退させろ!!」


ダメ親父とダメママは、呑気に二人で飛んで居る。

わしらに気付いて飛んで来た。


「ダメ親父にダメママ!この子は魔神タマモ、わしの妹じゃ!!」

「「マンバちゃんに妹が居たの?親なのに知らなかった」」

(この夫婦大丈夫か?)


「「って?子供はキスケとマンバだけのはずじゃが?」」

「わしが以前住んで居った、別世界、そこからわしを追ってやって来た妹じゃ!」

「「あれれ?タマモちゃん?マンバちゃんにそっくり?うん妹だ!!」」



(駄目だ!この夫婦)

「ダメ親父!小助に家督を譲れ!!引退して遊んで暮らせ!!」

「それも良いのぅ!母さんや、儂引退するぞ」



急遽、略式戴冠式を執り行い、晴れて小助がクロノ国王に戴冠した。

「うん!目出度いのぅ!!」



巡航船港には、5隻の蒸気船が停まって居り、2隻が間も無く出港する、3隻が巡航中じゃそう。

大勢の旅行客が居って


「「「「「あっ!!マンバ神さまだ!!!」」」」」

と、騒ぎ出した。


わしは、ニッコリ笑顔で、手を振ってやった。

「小助!凄い賑わいじゃな!!」

「マンバちゃんが、大幅に減税した成果だよ!皆裕福になって、旅行ブームなんだ」

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