息抜きしてる時間もないが

書いてます。

本業もあるので、仕事の前に仕事をして、仕事の休みに仕事をして、仕事が終わってから仕事をする日々です。

確定申告シーズンに入って2月はさらにアップアップで、はじめて税理士さんにお願いすることにしました。

そこまで収入はないんですけど、「これはどういうことだ…」と悩んで徹夜する日が続いて仕事が滞ったので、勉強代だと思って思い切って。

まだ終わってないので気は抜けませんが、気持ちが楽になりました。


デビューしてから4年が経ちました。

びっくりですよね。

過去の自分に「角川文庫から4冊出させてもらえるよ。講談社文庫からも2冊出させてもらって3冊目も準備中よ!」と教えても、絶対に信じないです。

「は??????」ってなるよ、きっと。


この4年が順風満帆だったかというと全然そんなことはないんですけどね。

原稿を書いている今も苦しんでいます。

お仕事をいただけるのは本当にありがたいことなので、こちらについては生みの苦しみですが。

創作って攻撃だなぁと思う時があります。推敲は防御です。

自分で攻撃して自分で受けるので、書いているとヘロヘロになります。

「雲神様」の作業中はナイフとか刀とかが頭に浮かんでいて、切れ味よくあちこち切っていく感じでした。

「杜ノ国」はでっかい鉄球が揺れてたり、バグ・ナクで肉を切り裂いていくイメージで書いています。

つまり、お話を書きながら自分にゴォォン~と鉄球を勢いよく当てたり、獣の爪みたいな武器で掻っ切ってるわけです。

「オッケー、すげえ、いてえ!」と自分が悲鳴をあげたものを、ほどよくマイルドな刺激に整えたものが初稿とか二稿になる、みたいな感じでしょうか。

そうしないと期待に応えられるものがわたしには作れないし、なんだかんだ慣れてきたので、「その程度かよ!もっとぶん殴れ!!!」と自分を挑発する日々です。

(あ、これ、創作のヤバい裏話シリーズになってない?)

(あとで書き換えるかも…)


疲れたら10キロくらい歩くようにしています。

15分くらい歩くとしゅわわ~~と脳がスッキリしていくんですよ。

その後も脳内の掃除をしてる~~という実感があるので、散歩は大好きです。

ただ今週は雨が多くて思うように外に出られないので、疲れ切った昨日、溜まりにたまったNHKの大河ドラマ「光る君へ」の録画を観ることにしました。

大河ドラマは観たことがなかったんですが、平安時代の物語ということで、古い時代に興味がある人間にとっては資料の宝庫ですよ。

永久保存や~!と録画していました。

NHKの時代ドラマのDVDもよく買っているので、テレビで放送してくれるなんてありがたいことこの上ないです。


で、ですね。

観はじめたら止まらないんですよ。

続き、続き…!と次々観ちゃって、大河ドラマってこんなに面白いのか!!と。

たぶんですが、恋愛ドラマ寄りだから少女漫画を読むような感覚になったのかなぁ。

でもそれ以上に、設定てんこ盛りなのにシンプルに削ぎ切った脚本とか、時代背景を知らなくても脱落させない配慮とか、エンタメ性がすごかったです。


ふだんはドキュメンタリー映画を好んで観るので、観終わった後はめっちゃ考えるんですよね。

社会問題とかに触れて固定観念が変わるので。

思考は深まるけど、曲がりなりにもエンタメをつくってるんだから、いいエンタメはちゃんと定期的に摂取しないと…と、反省もしました。


リラックスも勉強も大事だけど、まじりっけなしの「おもしれー!!」は何にも代えがたいです。

めちゃくちゃ楽しんで、気分転換になりました。


さて、仕事に戻ります。

「おもしれー!!」を自分の書いたものにも詰め込まないとね…。

また攻撃して防御です。

では。

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